クラブとキャバクラの違いとは?ママの有無と接客対応人数

水商売で効率よく稼ぎたい!と考えたときに、キャバクラがいいのかクラブの方が稼げるのか悩む人は多いと思います。しかし安易な考えで選択してしまうと、自分に合わない方を選んでしまう場合があり、大きなストレスを抱えることにもなりかねません。そこで今回は、キャバクラとクラブの違いについて詳しく解説していきます。違いを知って、自分に合った働き方ができるのか検討してみましょう。

高級クラブとキャバクラどっちが好き?それぞれのいい所を聞いてみた

キャバクラとクラブの違いを解説する前に、高級クラブとキャバクラに現役で在籍している人にそれぞれのいい所を聞いてみたので、紹介します。現役で在籍している人の意見なので、とても参考になるお話が聞けました。それでは、詳しく見ていきましょう。

高級クラブ派の人の意見

  • キャバクラからステップアップして銀座の高級クラブに移籍したAさん(30歳)

高級クラブのいい所は、紳士的で落ち着いた飲み方をするお客様が多いことです。キャバクラで働いていたときは20代~40代の比較的若い年齢層だったこともあり、場を盛り上げるトークやテンションが必要でおっとりした私にはストレスでした。その点、高級クラブは大抵のお客様がのんびり静かに飲む傾向なので、自分らしい振る舞いで接客できるところが気に入ってます。

  • 高級クラブの在籍年数が10年のベテランホステスBさん(40歳)

18~22歳までキャバクラで働いて結婚を機に辞めたのですが、28歳で離婚することになり子ども1人を抱えるシングルマザーです。離婚当初は昼間の仕事をしていたのですが、長時間働く割には稼げなくて再び水商売で働くことを決意。30歳という年齢もあり、高級クラブに在籍することを選びました。高級クラブのいい所はホステスの年齢層が高く40歳になった今でも違和感なく在籍できること。指名のお客さんが数名いればキャバクラよりも断然稼げるところです。

高級クラブは紳士的なお客様が多く、落ち着いた雰囲気で接客できるところが魅力のようです。また、キャバクラに比べるとホステスの年齢層が高く40代や50代でも違和感なく現役で働けるところもいいですね。

キャバクラ派の人の意見

  • 専業キャバ嬢歴5年目のCちゃん(23歳)

高級クラブで働いたことがないので比較ができませんが、キャバクラのいい所は新規客が多く上手に営業すれば指名がたくさんいただけるところです。私はお酒が大好きなので、お客さんと賑やかに盛り上がりながら飲める明るい雰囲気のところも、キャバクラのいいところだとも思ってます。お客さんの年齢層も20代~40代くらいのサラリーマンや自営業の人が多く、接客中の話題もかしこまった感じではないので、楽しくお仕事ができています。

  • 専属キャバ嬢歴3年のDちゃん(21歳)

キャバクラのいい所は、若くて世間知らずでもノリで多少ごまかせるところですかね。私は高校卒業と同時にキャバクラの世界に飛び込んで、お酒の作り方や接客方法など知らない状態でしたが、先輩キャバ嬢さんやボーイに教えてもらえたことはもちろんですが、お客さんに教えていただこともたくさんありました。今でも「まだ若いからこれから勉強だな!」なんて言われながら、成長させてもらってます。お客さんに甘えられる雰囲気が、キャバクラのいい所だと思ってます。

キャバクラのいい所は、新規客が多く指名をたくさんいただけるところだそうです。もちろん努力は必要になると思いますが、常連さん相手がメインの高級クラブに比べると、指名客を増やしやすいのはキャバクラでしょう。

キャバクラとクラブの違い7点

キャバクラとクラブのいい所について紹介してきましたが、ここからは徹底的な違いについて解説していきます。水商売で転職やキャリアアップなどを視野に入れている人は、自分の性格やキャリアなどを考慮しながら、どちらが働きやすいのかなどの視点で見比べてみると理解しやすいと思います。

料金設定の違い:キャバクラは庶民的価格で安価、クラブは高級志向で高価

キャバクラの相場は1時間あたり6,000円程度に対して、高級クラブは時間設定はないものの20,000円~50,000円など高価です。

また飲み方の違いもあり、キャバクラはボトルを入れることもできますが基本的にはハウスボトルといって飲み放題付きです。高級クラブは、単品で飲むこともできますが大抵の場合はボトルを入れて飲むのが基本スタイルとなります。

高級クラブでボトルを入れて飲む場合は上記の金額にボトル代や割モノのセット料金などが加算されていきます。また、キャバクラには指名や同伴料などがありますが、高級クラブには様々なチャージ料があるので、よく耳にすると思いますが「座って5万円だった」なんてことはよくある話しです。

キャバクラは料金設定が明確ですが、高級クラブはお店によって価格に違いがあるため料金設定を明確にしていないお店が多いです。

客層の違い:キャバクラは年齢層が幅広い、クラブは40代以上の高所得者が多い

キャバクラは高級クラブに比べて安価なため、大学生などの若い年代から40代のサラリーマンが多く来店します。一方で高級クラブは高価なため、40代以上で高所得者の来店が多いです。

また高級クラブでは新規のお客様はお断りのお店も多く会員制を導入しているため、来店するお客様は常連さんとなります。高級クラブで新規客を獲得するには、常連さんが連れて来てくれたお客様を上手に指名客に繋げることです。

キャバ嬢時代は指名客の獲得に自信があったけど、高級クラブのホステスにステップアップしたら全然指名客を掴めなくて苦労している人はたくさんいますので、客層の違いはしっかりと認識しておきましょう。

雰囲気の違い:キャバクラは明るくて煌びやか、クラブは落ち着いた大人の雰囲気

キャバクラは照明が明るくて店内の色合いも煌びやかな感じで仕上げているので、賑やかなイメージです。一方で高級クラブは照明が暗く、店内の色合いはシックで落ち着いた雰囲気でゆっくりお酒を楽しむ空間作りをしています。

また空間だけでなく、在籍している女性の雰囲気にも違いがあります。キャバクラは煌びやかな空間に合った、キャピキャピした明るい雰囲気のキャバ嬢が接客します。高級クラブは落ち着いた空間に合った、キレイ系で大人な雰囲気のホステスが接客するのが特徴です。

接客方法の違い:キャバクラは基本1人、接客クラブは複数人接客

キャバクラの接客方法はお客様1人に対して基本的に1人のキャバ嬢が接客するスタイルですが、高級クラブは1人のお客様に対して複数人のホステスで接客します。

1対1の接客方法を取り入れているキャバクラはキャバ嬢の個人プレーが目立ちますが、複数人で接客する高級クラブでは席に着いたホステスのチームワークで場を盛り上げるため、協調性が必要とされます。

また高級クラブに来店するお客様はママかお気に入りのホステス目当のため、指名客を多く持っていないホステスはヘルプで席に着くことが多くなります。そのため、お客様への気遣いはもちろんのことですが、ママや指名ホステスの補助的感覚での接客力も求められます。

教育係りの違い:キャバクラは男性スタッフが管理、クラブはママが指導

キャバクラには、店長をはじめ男性スタッフのボーイが複数人でお店を切り盛りしています。一方で高級クラブはママの存在があり、ママが責任者です。ママの存在がいるかいないかも、キャバクラとクラブでは大きな違いになります。

キャバ嬢を教育するのは基本的に、店長かボーイの役目です。そのため、キャバ嬢の相談相手も同僚のキャバ嬢よりも店長かボーイにする人が多くいます。高級クラブでの教育係りは、基本的にママが指導します。

キャバクラは価格の設定やキャバ嬢の性質など多少の違いはありますが、安価で気軽に行ける点ではどこのお店も大差がありません。ですが、高級クラブは責任者であるママの性格やお店の方向性などによって大きな違いがあるため、働くホステスは自分に合ったお店なのか見極める必要があります。

特に、ママとの相性は重要視する項目です。ママと相性が悪いと働きづらくなるので、気になるお店がある場合は、十分な情報収集を心がけましょう。

給料体系の違い:キャバクラよりもクラブの方が高給で稼げる

キャバクラの給料体系は、時給+各種バックの報酬で決まります。一方で高級クラブの場合は、日給+歩合です。

キャバクラの時給相場は2,000円~3,000円のお店が多く、プラスして指名や同伴バックなどが加算されます。キャバ嬢で高給取りになるには、指名や同伴をたくさんいただいてバック報酬を増やすことです。バック報酬が多くなれば時給も高単価設定してくれるなど、お店側の待遇も良くなるので自然と高給取りになれます。

高級クラブの日給相場は、20,000円~30,000円のお店が多いです。キャバクラと違い、様々なバック制度はありません。その変わり指名をいただくと「永久指名」といって、お客様は指名したホステスが辞めない限り指名変更ができないシステムです。お店によっては、指名してくれたお客様の売上すべてが報酬としてホステスのお給料にしているところもあり、指名を多くいただけるホステスは月収1,000万以上など高給取りになれます。

高級クラブは日給だけでもキャバクラより稼げますが、その分接客マナーや容姿などもワンランク上を期待されます。ですが指名客を多く獲得している場合は、高給が期待できるクラブへの移籍に挑戦してみましょう。

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服装やメイクの違い:キャバクラは派手志向、クラブは落ち着いたキレイ系

キャバクラは客層も若く煌びやかな店内のため、服装はドレスがメインです。またイベントなどでは、プライベート感を演出するラフな服装で出勤するなど自由な日もあります。メイクやヘアセットに関しても、ドレスに合わせて派手な傾向があります。

一方で高級クラブは年齢層が高く落ち着いた雰囲気のため、魅力的な女性を演出できるキレイ系なドレスや着物がメインです。メイクやヘアセットも服装に合わせてシックな仕上がりにしています。

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クラブとラウンジの違いは敷居の低さ

キャバクラとクラブの違いについて詳しく解説してきましたが、クラブとラウンジの違いがわかりにくいと意見が多くあるので、こちらについても解説していきたいと思います。

クラブとラウンジの大きな違いは、敷居の低さです。高級クラブと比較するとラウンジの方が値段設定が低く気軽に行けるお店です。また、高級クラブは会員制を導入しているお店が多いですが、ラウンジは新規客でも受け入れてくれます。

ラウンジの雰囲気は大人な雰囲気のクラブと似ているため、ゆっくりお酒を楽しみたい人に向いています。料金設定については、高級クラブの価格よりもチャージ料からボトル代などすべてにおいて安価に設定されているので、客層も若干若めの傾向です。

ホステスについても高級クラブほど質の高さは求められていないため、落ち着いた雰囲気が好みの人はラウンジへの在籍がおすすめです。キャバクラと高級クラブの中間的な立場がラウンジだと、認識してもらえればわかりやすと思います。

クラブとキャバクラの違いはママの有無と接客対応人数!

クラブとキャバクラの違いについて解説してきましたが、いかがでしたか?この記事をまとめると。以下になります。

【クラブとキャバクラの違い7つ】

  • 料金設定の違い:キャバクラは庶民的価格で安価、クラブは高級志向で高価
  • 客層の違い:キャバクラは年齢層が幅広い、クラブは40代以上の高所得者が多い
  • 雰囲気の違い:キャバクラは明るくて煌びやか、クラブは落ち着いた大人の雰囲気
  • 接客方法の違い:キャバクラは基本1人接客、クラブは複数人接客
  • 教育係りの違い:キャバクラは男性スタッフが管理、クラブはママが指導
  • 給料体系の違い:キャバクラよりもクラブの方が高給で稼げる
  • 服装やメイクの違い:キャバクラは派手志向、クラブは落ち着いたキレイ系

クラブとキャバクラを比較したときに大きな違いとしては、ママの有無と接客対応人数があります。クラブは責任者であるママが主導権を握っているので、在籍する場合はママとの相性が重要となります。また接客は複数人でお客様をおもてなしするので、ホステス同士のチームワークも必要です。クラブはキャバクラに比べて稼げますが、その分質の高さも求められるので、キャバ嬢としてキャリアを培ったらステップアップとしてホステスに移行するのがおすすめです。

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