スナックとは?魅力や価格、出店エリアなどを解説

スナックは、ナイトワークの中でも幅広い年齢層の女性キャストが活躍する世界。キャバクラなどと比べて採用基準がゆるめなので、新人さんやルックスに自信のない方も飛び込みやすいですよね。とはいえ「そもそもスナックってどんな世界?」「アットホームな印象が逆に怖い……」など、疑問や不安も多くあるはず!今回はスナックについて、1つひとつ丁寧に解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね♡

スナックとは?キャバクラにはない魅力を知ろう!

あなたは、スナックにどんなイメージを持っているでしょうか?

「お店は小さめで、ママがいて……」

「お客さんは常連さんが多そう!」

「キャバクラみたいな派手な人はいなそう」

など、一般的にイメージされるスナックって、そんな雰囲気ですよね。しかし、スナックとひと口に言っても、実はさまざまなタイプのお店があります。

イメージ通りのスナックもあれば、高級クラブに近い雰囲気を持つお店も!キャバクラのように派手な女性キャストが中心のスナックも、当然あります。

さて、ここを読んでいる方の多くが、ナイトワークを探しているはず。まずは記事を通して、スナックが持つキャバクラにはない魅力を知ってください。

どんな接客スタイルなのか、どのようなエリアに集中しているのか、そうしたスナックに関する情報をたっぷり詰め込みましたので、働く前に必要な知識を一気にチェックできる内容です。

「私はこんなスナックがいいな」とイメージしてからお店を探すと、よりスムーズに、働きやすい一軒と出会えますよ。

スナックの歴史と法律上の位置づけ

まずは簡単に、スナックの歴史と法律上の位置づけを知っていきましょう!たくさんのジャンルがあるナイトワークだからこそ、「法律上の位置づけ」ってかなり重要な知識ですよ♪

歴史

スナックが流行し始めたのは、1960年代。実はキャバレー(今でいうキャバクラ)の方が歴史的には長く、戦後間もない頃にはキャバレーが歓楽街の中心となっていました。

しかし当時のキャバレーは風俗性が強く、青少年を守るため、条例で深夜0時以降の営業が禁止されるように……。お酒だけの提供では深夜以降の営業が許可されなかったため、スナック=軽食を出す形態として始まったのが、現在のスナックです。

昭和のスナックブームから時を経た令和の今も、憩いの場として多くの人に愛されています。

法律上の位置づけはお店によって異なる

いわゆる”夜のお店”って、キャバクラもスナックもみんな同じように見えて、実は法律上の位置づけが全く異なるんです。といっても区分されるのは、大きく分けて2種類のお店で、それほど複雑ではありません。

2種類のお店には、以下のような違いがあります。

深夜0時以降もお酒を出して営業するなら、接待はNG」(深夜種類提供飲食店営業)

接待をするなら、深夜以降の営業はNG」(風俗営業許可)

上記した中に含まれている「接待」という言葉がキーワードで、法律上の「接待」は少し複雑。カラオケデュエットができるかどうか・1人対して長時間の接客ができるかどうかなどの線引きがあります。ここで詳しく説明をすると話が逸れてしまいますので、気になる方は他の記事での解説を参考にしてくださいね。

話を戻すと、キャバクラは通常「接待をしたいから深夜は営業しません」という運営スタイルです。そのためキャバクラの多くは遅くても深夜1時閉店がほとんど。

一方でスナックは、お店によって閉店時間がまちまちで、深夜0時以降もお酒を出しているケースもあります。

スナックの「ママ」とは?どんな存在?

スナックといえば、やっぱり大きいのが「ママ」の存在!「ママってなんか怖そう……」と思っている方も、ここを読めばすてきなママとのご縁にわくわくしてくるはずですよ♡

いろんなタイプのママがいる

まず、ママにはいろんなタイプの人がいます。見た目としても、着物・ドレス・スーツなど、本当にさまざまですし、年齢もかなり幅広いです。

30代後半~40代のママが多いですが、長く営業しているスナックには60代以上で活躍しているママさんもたくさんいらっしゃいますね。また最近は若いママも目立つようになってきたのが特徴で、「元売れっ子キャバ嬢ママ」といったスナックが話題になることも♪

もちろん個性も超豊か!おしとやかで清楚なママから元気いっぱいなママまで、1人として同じママはいません。

しかしどんなママでも共通するのは、そのお店を切り盛りし、中心となる存在であること。お店の雰囲気や方針もママによって決まります。

女性キャストは「目の前にいるお客さん」に集中して接客するのが仕事ですが、ママは「お店全体」を常に見て動くのが仕事です。

未経験者にとって強い味方になる

お店全体を見て動くのが仕事であるママの存在は、特にナイトワーク未経験からのデビューをする女性にとって、非常に強い味方!

お酒の作り方などは、もちろんママがいないキャバクラでも教えてもらえます。しかし接客中の細かい気配りのタイミングなどは、教えてくれる人がいないと見よう見まねで覚えていくほかありません。

ママは「教育」も業務のひとつです。新人さんがどう育っていくかはママの手腕にかかっていますし、真面目で丁寧なママほど、ちょっと口うるさく感じるくらいのアドバイスをくれたりします。

「複数人のお客様を1人で任された!会話がうまく続かない……」「そろそろボトルが無くなりそう。どうやって新しく入れてもらえばいいの?」など、新人さんがオロオロしがちな場面でも、ママがしっかりとフォローしてくれるんです♡

特に「この先もナイトワークで頑張っていきたい!」という成長意欲を持っている方は、最初は絶対にママのいるお店をおすすめします。

スナックの魅力とは?キャスト視点で大きく5つ!

スナックについての基礎知識が揃ったところで、ここからは働くキャスト視点での「スナックの魅力」をご紹介していきます♪ 

客層が安定している(常連が多い)

スナックは常連さんが中心のお店がほとんどです。新規客を受け入れているスナックももちろんありますが、一般的な規模のスナックでは1日多くて2~3組程度といったところ。

新規客中心のキャバクラなどは、お客さんを掴みやすいメリットはあるものの、客層が安定せず、毎回手探りの”初対面接客” をするストレスがあります。

一方でスナックは、最初こそ “馴染み客” ならではの空気感に戸惑うかもしれませんが、慣れてくるといつも自然体でいられる安心感があるんです♪

お客様との距離感をほどよく保てる

1対1の接客がデフォルトのキャバクラに対し、スナックは1人で複数人だったり、逆に複数人の女性キャストで1人のお客さんを接客することもあります。

もちろんスナックでも、色恋関係を楽しむお客さんや、恋心を暴走させてしまう人はいます。しかしキャバクラと比べるとそのリスクは少なく、自分で距離感を調整しやすいのがスナックの特徴です。

また、必ずしも1対1にはならない=他のスタッフからの監視がある、という環境ですので、安全性も高くなります。「変な人がいたらどうしよう」の不安が強い方には、キャバクラよりもスナックの方がおすすめです。

ヘアメイクや服装の負担が少なめ

ナイトワークを始めるときには、衣装やヘアメイクも不安要素となりやすいですよね。スナックは、ワンピースOKのお店がほとんどで、ドレス着用のスナックはごく一部。

体験入店する時には貸出用のワンピースがありますし、きれいめワンピースが2着程度あれば最初は十分です♪

また、ヘアメイクの負担がないのも、スナックが働きやすいポイントです。もちろん整えていくことが大前提ではあるものの、キャバクラのように早い時間から美容室に行く必要はありません。

とくにダブルワークするならスナックがいいと考えているなら、「仕事が終わってそのままお店直行!」がスムーズにできるのは、かなり大きなメリットではないでしょうか。

同伴や売上のノルマがほとんどない

週に数日程度のアルバイト出勤の場合、スナックではノルマがありません。同伴をすればバックはつきますが、「しなくてもいい」のが大前提。

しかしこうしたノルマの無さはメリットである一方、「稼ぎに限界がある」というデメリットでもあります。スナックはキャバクラのように分かりやすい指名制度もないため、売上バックの付け方もややあいまい。

「がっつり稼ぎたい!」「自分の固定客を増やしたい!」という方にはスナックは少し物足りないかもしれませんね。

スナックかキャバクラかで迷ったら、「基本時給だけでマイペースに稼ぎたい(スナック)」「基本時給もUPさせながらバックで稼ぎたい(キャバクラ)」で考えてみると決断しやすくなりますよ。

採用基準が厳しすぎない

夜の世界というと、みんな細くて華やかで……そんなイメージを持っている方が多いと思います。しかしスナックで働く女性は、個性たっぷりでいろいろなタイプの人がいるんです♪

太っている人も、素朴な雰囲気の子もいます。スナックでも、ルックスの良さは武器になりますが、それ以上に大切なのはお客様への気遣いや醸し出す雰囲気です。

もちろん「誰でも採用される」のではありませんが、未経験者やルックスに自信のない方でも飛び込みやすい世界ですよ。

スナックの平均時給・平均セット価格はどれくらい?

次に解説を進めるのは、気になるスナックのお金事情!時給、そしてお客さんが払う平均価格を見ていきましょう!

平均時給は1,500円程度~

まず、女性キャストの平均時給は1,500円~1,800円程度です。フル出勤するレギュラー勤務という場合でも、高くて2,000円~2,500円程度。

入店時の平均時給が2,300円程度のキャバクラと比較してしまうと、「そんなに安いんだ……」とちょっとがっかりしてしまいますよね。しかし一般的な飲食店と比べると高時給ですし、ノルマなしと考えると、かなり割の良いアルバイトと分かるはず!

平均セット価格は3,000円程度~

スナックのセット料金は、平均して3,000円~5,000円程度です。平均時給がキャバクラより低いのは、セット料金が安いことも理由のひとつ。

キャバクラの場合、セット料金は6,000円以上が一般的です。もちろんスナックでもボトルを入れたりシャンパンやキャストドリンクがあったりはしますが、それでも客単価はずっと下がります。

スナックが多く出店されているエリアはどこ?

スナックはとにかく数が多く、主要歓楽街ならどのエリアでも必ずあります。また、郊外でも多く見かけるのがスナックの特徴で、昔ながらのカラオケスナックなど、アットホームなお店も人気です。

働きたいエリアにはどんなスナックがあるのかな?と気になったら、ぜひポケパラ体入を活用してみてください!

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時給や条件だけではなく、店内の雰囲気・実際に働いている女性キャストの声も掲載されています♪ 信頼できるお店のみを厳選していますので、安心して探してくださいね!

【Q&A】ちょっと気になる!スナックのよくある質問

ここからは、働くことに直接関係はないけど「ちょっと気になる素朴な疑問」を解消していきます♪マメ知識としておさえておくと、お客さんとの話題作りにも役立ちますよ♡

Q:バーとスナックの違いって何?

A:法律的な違いはなく「バーと名乗るか、スナックと名乗るか」の違いです。一般的な価値観では、バー=バーテンダーがいる店・スナック=女性キャストが接客する店となります。定義があいまいなので、明確な違いよりも一般的な価値観で見てくださいね♪

Q:パブとスナックの違いって何?

A:パブとスナックの違いについても明確な定義はありません。中には「スナックパブ」と名乗っているお店もあります。一般的なパブは、「カラオケパブ」「フィリピンパブ」など、コンセプトがはっきりしているお店が多い印象ですね。

Q:スナックが登場するドラマ・映画はある?

たくさんあります!スナックをメイン舞台とした物語は少ないですが、”人々の交流の場”として描かれることが多いですね。

まとめ:スナックは未経験者でも働きやすいお店!

どのエリアでも見つかり、さまざまなタイプのお店から選べるのがスナックです。ママの人柄が合うかどうか・客層や女性キャストの雰囲気が合うかどうかを基準にすると、自分にぴったりのスナックが見つかります♪

がんがん稼ぐぞ!というギラギラ感もなく、マイペースに楽しく働きたい人にとって、ベストなナイトワークの種類です。ぜひ、気になるお店には体験入店しに行ってみてくださいね!

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