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宮城県仙台市青葉区中央3-8-5 新仙台駅前ビルB1
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スタッフブログ
2026年05月24日 22時10分
新作の劇場版パトレイバーを観てきた。
結論から言う。
最終的に悪いのは監督だ。
映像が悪いとか、
役者が悪いとか、
CGがどうとか、
そういう話じゃない。
問題は、
最初から最後まで
“オマージュしか無い”
ことだ。
映画が始まった瞬間から、
「あ、この構図見たことある」
「あ、この間の取り方、昔のやつだ」
「あ、このセリフ回しも旧作意識してるな」
そんなのの連続。
最初はいいんだよ。
ファンサービスとしてなら。
でもな、
オマージュってのは
料理に入れる香辛料みたいなもので、
少しだから効くんだ。
今回のは違う。
料理全部が香辛料。
つまり、
中身が無い。
新しいテーマも薄い。
新しい社会性も薄い。
新しい驚きも無い。
ただ
「昔のファン、これ好きでしょ?」
だけで2時間押し切ろうとしてくる。
そこがキツい。
昔のパトレイバーって、
ロボットアニメじゃなかったんだよ。
警察組織の面倒臭さ。
働く人間の疲労。
東京という都市の不安。
政治。
テロ。
情報化社会。
現実と未来の境目。
あの時代の
「本当にこうなりそう」
を描いてたから面白かった。
だからレイバーが立ってるだけで、
世界に説得力があった。
でも今回の映画には、
“今”が無い。
AI社会も浅い。
監視社会も浅い。
ネット社会の気持ち悪さも無い。
2026年に作る意味が見えない。
ただ昔のカットを並べて、
昔っぽい音楽を流して、
昔っぽい会話をさせてるだけ。
それを見て途中で気付く。
「あ、これ新作じゃないな」
って。
“パトレイバー風の巨大同人誌”
なんだよ。
本当に作品を理解してる人間なら、
オマージュには逃げない。
今の時代で
「パトレイバーなら何を描くか」
を考える。
ドローン警察。
AI誤認逮捕。
SNSによる世論操作。
自動運転暴走。
監視カメラ国家。
今ならいくらでもテーマがある。
なのに、
結局やってるのは
「懐かしいでしょ?」
だけ。
それが一番ダメ。
昔の作品を神棚に置いて、
安全圏から真似してるだけだから。
だから最終的に悪いのは監督。
脚本家の責任でも、
制作会社の責任でもない。
「これで行こう」
と決めた人間の責任だ。
映画ってのは、
最後は監督の顔になる。
そして今回の顔は、
過去作への依存で出来ていた。
悪いけど、
映画館で観る価値は薄い。
配信で十分。
以上。









