全くの別物!?ガールズバーとキャバクラの違いは営業方法や接客にあった!

「ガールズバーとキャバクラの違いはあるの?」「どれも同じでしょ?」と思っている方も多いでしょう。

似たような仕事だと思われてしまいがちですが、実は仕事内容から接客方法など大きく違う部分がたくさんあります!

そこで、今回はキャバクラとガールズバーの違いに焦点を当てて、 それぞれの仕事内容や特徴、給料システムなどを具体的に解説していきます。

ふたつの特徴やルールなどを確認しつつ、自分に合った働き方を選びましょう♪

ガールズバーとキャバクラの違い

キャバクラとガールズバーは似たようなお店であると認識されることもありますが、細かい部分を見ていくと違いがあることに気づきます。

営業形態の違いや接客方法の違い、ルール・ノルマの違いも含めて確認を進めていきましょう。

営業形態の違い

キャバクラとガールズバーの違いとして、まずは営業形態の違いをあげることができます。

キャバクラとガールズバー、どちらも 「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」、いわゆる「風営法」の枠内で営業を認められています。

キャバクラは「風営法」の中で「接待飲食等営業1号」と呼ばれる許可を取って営業しているお店のことを指します。営業時間帯に関して、深夜0時以降は原則営業禁止です。

一方、ガールズバーは「深夜酒類提供飲食店」の届出をして営業するお店のことで、深夜0時以降も営業を続けることができます。ガールズバーは居酒屋と同じような考え方であり、お店によっては朝方まで営業を続けることがあります。

どちらも都道府県の公安委員会に許可申請や届出を行うことが義務付けられています。

接客方法の違い

キャバクラとガールズバーの違いとして、接客方法の違いを挙げることができます。

キャバクラの場合はお客さんの隣に座って接客するのが基本です。お客さんの隣に座って、一緒にお酒を作ったりコミュニケーションを取ったりするのがキャバクラでの接客方法です。

一方で、ガールズバーの場合はお客さんの隣に座ることはありません。

基本的にカウンター越しで対面形式で接客することになります。

ガールズバーは「深夜酒類提供飲食店」の許可を得て営業していますが、この許可ではお客さんの隣に座って接客することができません。そのため、お客さんと対面で接客することとなります。

ルール・ノルマの違い

キャバクラでは 同伴やアフターといった営業時間外のサービスも仕事の一部になっています。

キャバクラで働く場合は ノルマを課せられることも多く、ノルマを達成するための手段として同伴やアフターを行い、お客さんの囲い込みを試みることが多いです。

ただし、中にはノルマやルールがないキャバクラもあるので、入店前に確認しておきましょう。

一方で、ガールズバーの場合は、基本的に同伴やアフターといったルールもなければノルマもありません。より気軽に働きたいというのであれば、ガールズバーの方がおすすめです♪

ノルマがあるキャバクラの場合、結果を出せば大金を手に入れられるというメリットがあります。

ガールズバーで大きく稼ぐことは難しくても、キャバクラであれば可能です。その辺を天秤にかけて働くお店を決めるのも悪くありません。

ガールズバーの仕事内容とは

ガールズバーの特徴から来店する客層、給料事情などを詳しくご紹介します。

ガールズバーの特徴

ガールズバーの接客方法は「対面接客」であることが特徴です。

カウンター越しでお客さんとコミュニケーションを取るのが基本で、お客さんの横に座ることはありません。

女性の年齢層としては20代から30代など、比較的広い世代にわたって活躍する女性が多くなっています。

キャバクラに比べて料金が安いということもあり、来店するお客さんも20代や30代といった若い方が多くなります。大学生が来店することもあり、よりカジュアルに楽しんでもらえるのがガールズバーの特徴です。

※キャバクラよりもカジュアルに働けるから初心者も始めやすい、とかあるといいかもしれません。

ガールズバーの給料システム(時給)

ガールズバーの給料システムとしては、時給が中心となります。

ガールズバーは基本的にノルマやルールがないので、インセンティブはそれほど多くありません。ただし、場合によっては お客さんと一緒に写真を撮るなどといったサービスを行うことで臨時ボーナスをもらえることがあります。

基本時給は1,500円から2,000円程度が多くなっており、平均月収は20万円から30万円前後、年収では240万円から360万円前後が目安となります。キャバクラと比較すると、大きく稼ぐことは難しいと考えておくのが無難ですよ。

ガールズバーの服装や勤務時間

ガールズバーの服装は、お店のコンセプトによってさまざまであるのが特徴です。

キャバクラのようにドレスを着ることは少ないですが、カジュアルを売りにしたりコスプレを売りにしたりするなど、お店ごとの特徴が出やすいのがガールズバーです。

勤務時間に関してはお店の営業時間にもよりますが、夕方から翌日の朝方にかけてが中心となります。終電などの事情があれば、あらかじめ相談しておくと考慮してもらうことができます。

キャバクラの仕事内容とは

ガールズバーとの違いを含めて理解を深めていくことで、キャバクラの仕事内容も認識しやすくなります。特徴や給料システム、服装や勤務時間を中心に確認していきましょう。

キャバクラの特徴

キャバクラの特徴として挙げられるのが、お客さんの隣に座って接客するという営業スタイルです。

これはガールズバーとの違いでもあり、お客さんとの至近距離での接客方法になります。

キャバクラは20代前半から30代、40代と幅広い年齢層の女性が働くことができます。また、お店によって活躍しているキャストの年齢層やお店の雰囲気、立地条件などが違うので、自分に合ったお店をたくさんの選択肢の中から選ぶことが可能です!

さらに、キャバクラはお客さんに指名してもらうことで給料もが上がりやすいので、生活費や貯金、旅行費などのお金が欲しい女性にはもってこないのお仕事になります。

お店に来店するお客さんの年齢層はバラバラですが、基本的に30代から40代以上の男性客が多いです。

ただ、キャバクラは高級志向のお店から普通、激安、熟女、姉キャバなど、あらゆるスタイルのお店があります。そのため、来店するお客さんの年齢層はお店によって異なります。

キャバクラの給料システム(時給)

キャバクラの給料システムとしては、 基本時給に加えて指名料やドリンクバック、ポイントスライド制といったシステムが採用されています。

指名料は指名してもらった際にもらえるインセンティブで、ドリンクバックに関しては、お客さんにドリンクを注文してもらった際にもらえるインセンティブのことです。

また、月々の売上や指名数に応じてポイントが付与され、ポイントが高いキャバ嬢の給料を上げるシステムをポイントスライド制と呼んでいます。

これらは多くのキャバクラで採用しているシステムであり、頑張れば頑張るほど稼げるような仕組みになっています。

時給としては2,000円から5,000円程度が相場で、稼ぐキャバ嬢であれば年収600万円前後になることもあります。自分の頑張り次第で稼ぎ幅が大きくなるところに魅力です。

キャバクラの服装や勤務時間

キャバクラの服装は「ミニドレスやワンピース、スーツ」などを着て接客します。

お店で用意してくれることが多いですが、自分で購入したものを着用することが一般的です。また勤務時間は多くのお店が19:00からLASTと書かれています。

ガールズバーは明け方まで営業するお店も多いため、キャバクラより長く、8時間程度の勤務時間となります。一方、キャバクラは18~20時開店、24時閉店のようなお店が多く、勤務時間は5~6時間程度です。

キャバクラは指名してもらえることが重視される部分なので、営業トークのようなコミュニケーションスキルを求められます。なので、スキルアップや給料アップに繋がりやすい仕事といえるでしょう。

まとめ

今回は、ガールズバーとキャバクラの違いに焦点を当て、それぞれの特徴を中心に解説しました。

キャバクラもガールズバーもそれぞれに特徴があり、魅力があることは間違いありません。

とにかく稼ぐことを目標にするのであればキャバクラが良いでしょう。また自分のペースで働きたいと考えるのであれば、ガールズバーがおすすめです♪

どちらも体験入店できるので、気になるお店があれば連絡してみることも1つの手です。そこから実際に働くお店を決めて、自分らしくお金を稼ぎましょう!

  • URLをコピーしました!