
キャバクラには様々なお客さんが来店されますが、ほとんどが男性です。キャバ嬢としてはどんなお客さんに対しても分け隔てなく接するのが当然だし、既婚・未婚かはいちいち聞かないですよね。
それに聞いたところで本当のことを言うとは限りません。ただ、最初は奥さんや恋人がいる前提で接するのが無難でしょう。そして、既婚者の場合は接客に注意が必要です。不倫疑惑や慰謝料請求などのトラブルに巻き込まれたら仕事どころじゃありません。
今回は、既婚のお客さんへの接客方法や、同伴やアフターについても触れながらテクニックをご紹介します。
キャバクラに既婚者に行く理由とは?
「奥さんがいるのにキャバクラ通いなんて・・・。どういうつもりなのかしら?」なんて思ってしまったキャバ嬢さん。一般的には正論なのだけれど、それを言っちゃ水商売的にはオシマイなのです。そもそも仕事になりません。キャバ嬢の仕事としては来店理由を考えてあげるところからがスタートです。
よからぬことを考えてキャバクラに通う既婚男性もいるけれど、そうじゃないお客さんもたくさんいます。
◎彼らが求めているように接客するためには、まずは見極めが必要なのです。
会社の接待やお付き合い
自ら「キャバクラに行きたい!」と来店するわけではない既婚男性の多くは、仕事の延長で「しかたなく・・・」だったりします。会社の接待もあるし、上司や後輩との付き合いで断れずに来ることもあるでしょう。
飲み会や遊びの後、友達に誘われて・・・という流れもあります。
◎でも、最初はお付き合い程度で乗り気じゃなかったのに、いつのまにかキャバクラにハマってしまうパターンも少なくありません。
自分の立場や家庭を忘れたい
会社では役職がついているような重要なポジションについていたり、家庭では良いパパをしていたりしていれば、気を抜きたい時もありますよね。普段は真面目な男性でも、立場を忘れてパァーっと弾けたい!と思うもの。弾けなくてもいいから癒されたい!という男性もいます。
お気に入りのキャバ嬢と過ごして、いっときでも家庭や仕事を忘れることで、疲れやモヤモヤをリセットするのですね。そしてまた現実世界に戻っていきます。彼らのような既婚者男性はケジメのつけられるタイプなので、キレイに遊んでくれるでしょう。
美しいもの見たさに来店
人間は、美しい人や物・風景に心奪われ、気持ちが高まります。男性も女性もキレイで美しいものを好みますよね。キャバ嬢は華やかで美しいビジュアルを兼ね備えています。
「目の保養」と言ってキャバ嬢に会いに来るお客さんは実際います。美しい人で癒されたくてキャバクラにやってくるお客さんは既婚も未婚も関係ありませんよね。
ぜひ、見た目はもちろん、美しい振る舞いと気品のキャバ嬢姿を披露してあげてください。
女性としての本音や意見を聞いてみたい
キレイでいること、女子力の高さをキープすることはキャバ嬢の仕事のひとつです。また、会話のネタのために、情報収集も欠かせません。他にも、男性客の悩みや愚痴をたくさん聞くのもキャバ嬢の仕事。
そんな経験豊富なキャバ嬢なので、「女性の本音や意見をもらいたい!」という男性がいます。それは、女性相手の仕事のためだったり、プライベートのことだったり。
◎美容にしろ、グルメにしろ、恋愛にしろ、キャバ嬢から説得力のあるアドバイスをもらいたいのですね。
下心あり!キャバ嬢とどうにかなりたい
よからぬことは考えていない既婚のお客さんがいる一方で、下心たっぷりで来店する既婚男性ももちろんいます。不倫願望を抱く男性も少なくないし、キャバ嬢を落とせたらラッキー!と考えている人も。
気性な男性は、奥さんがいようが恋人がいようがへっちゃらで不倫や火遊びをします。残念なことに、そういうゲス男は一定数いるので要注意です。また、下心とまではいかないけれども、疑似恋愛だけでも楽しみたいと考える男性もいますね。
既婚のお客さんとの会話と行動のポイント
相手はお客さんだし、仕事なんだから未婚・既婚を問わずに接客するのがキャバ嬢なのですが、未婚・既婚かで接客の方法を変えるのがデキるキャバ嬢です。
つまり、既婚のお客さんは未婚の男性客と同じような会話と行動ではダメなのです。長く良い関係で来店してもらいたいなら、きちんと対・既婚者用の営業をしましょう。
奥さんと子どもの話はタブー
非日常の世界であるキャバクラなのに、子どもや家族の話をしたら現実に引き戻されてしまうかもしれません。既婚のお客さんの中には「家庭のことを忘れて楽しみたい」という人もいます。その場合、奥さんや子どもの話題はタブーでしょう。
家族を思い出して罪悪感を抱いたり、「家庭をさしおいて俺はキャバクラで楽しんでいていいのか…?」とモヤモヤさせては台無しです。「キャバクラは止めて家庭優先にしよう!」なんて思わせたら、大事なお客さんを失うことになります。
会話の中に奥さんや子どもの存在が見え隠れするお客さんもいるでしょう。でも、その話をキャバ嬢側から掘り下げて拡げたり、家族ネタは振らないようにしてください。 そんなタブーなお客さんがいる一方で、奥さんや子どもの話を自らオープンにする既婚のお客さんもいます。
◎キャバ嬢に対して下心がなく、家族をとても愛しているお客さんは特に好んで話をしたり、時には子ども画像を見せてきたりまでするでしょう。そんな風にお客さんから話を振られた場合は大いに乗ってあげてください。
同伴は控えめに&アフターは断るのがベスト
既婚のお客さんとの同伴出勤やアフターは、未婚のお客さんにはない危険が伴います。なぜならば、既婚者の影には奥さんや子どもの存在があるからです。その存在を無視して未婚のお客さんと同じように接客したり、営業したりしてしまえばどうなるでしょうか。
お店以外で会っていたら奥さんに出くわしたり、誰かに見られて噂が流れたりするかもしれません。アフターで帰りが遅くなって浮気を疑われたりして、よからぬ展開になってしまうことも・・・。結果的に奥さんが怒って夫のお小遣いを減らしたり、キャバクラ禁止令を出したりするかもしれません。
アフターは同伴とは違い、バック料金がつかないお店がほとんどです。トラブルやリスクを背負ってまでアフターをする必要はありません。お客さんの足がキャバクラから遠のいてしまわないように、既婚者との同伴やアフターはよく考えてから決めてくださいね。
スキンシップは控えめに
既婚のお客さんへの色恋営業はもちろんNGだし、スキンシップもなるべく控えめにしたいですね。過剰なスキンシップは相手をその気にさせてしまうし、愛人候補にされたりしたら面倒です。また、スキンシップの際にお客さんのワイシャツに口紅がついたり、香水の香りがついたりしたら奥さんを不安にさせてしまいます。
接客中は常に「お客さんには奥さんがいるんだから一定の距離感を持って接客しよう。疑われないように」という気持ちを持っていると良いかも。
◎お客さんの方が積極的な場合は、「リアルな恋人はしばらく作りたくないから心の恋人にさせてね。心の愛人候補なら大歓迎だよ」と可愛く言ってスルーしましょう。
癒せるように接客するよう心がけてみて
既婚の男性は未婚の男性に比べるとより大きな責任を背負っています。子どもがいるならなおさらです。だからこそ、多くの既婚のお客さんはキャバクラには癒しを求めて来店してくるのだし、キャバ嬢は癒しを一番に考えて接客してあげたいですね。
既婚のお客さんが喜ぶ褒め方
奥さんや子どもの自慢話などをしてきたら、思い切り褒めるのがベストです。「ステキなご家族ですね。羨ましいなぁ」「○○さんて子煩悩で素敵!」「私もこんな円満な家庭を築きたいです」など、お客さんが気分良く家族の話ができる状況を作り上げましょう。
ただ、注意しなければならない点もあります。あまりにも家族の話ばかりで盛り上がってしまうと、お客さんは奥さんや子どもに会いたくなって帰宅してしまうかもしれません。
◎別の話に切り替えられるようなら、お客さんの仕事ぶりだったり、お客さん自身を褒めることを意識してみてください。
営業LINEは送る時間と内容に最大の注意を
今やLINEやメッセンジャー、メールなどはキャバ嬢にとって欠くことができない営業ツールです。お客さんとの接点を切らさず、来店につなげるべく日々メッセージを送っていますよね。
ただ、既婚のお客さんに送る場合は、送信する時間や内容に注意が必要です。奥さんが見てしまうかもしれない・・・という事態を予測しながら、“見られても不快にさせない”内容を意識しましょう。
- 営業LINEを送る時間
- お客さんに伝える内容
既婚のお客さんに対しては、あらかじめ連絡しても良いかを確認しておきます。OKなら都合のいい時間帯も聞いておいてください。「いつでも大丈夫」と言われたとしても、できるだけ家族と一緒に過ごしているであろう時間帯、朝・夜・休日などは避ける気遣いが欲しいですね。
また、営業LINEの内容は事務的な方がベターです。お店のDM的に「今週は○○イベントがあります!ぜひいらしてくださいね」などシンプルなものなら奥さんにも疑われにくいでしょう。勘違いされそうなハートスタンプや絵文字はご法度。下ネタなんか絶対NGですよ!
こちらの記事では、営業ラインのタイミングや内容について解説しています。ぜひ、参考に読んでみてください。

まとめ
キャバクラに来店するお客さんのほとんどが既婚者という事実に驚いたキャバ嬢もいるでしょう。多くのお客さんは家庭に帰れば奥さんや子どもがいる夫や父親なわけですが、キャバ嬢の方だって帰宅すれば娘であったり、妻だったり、子どもがいたりということもあるわけです。
つまり、人にはいろいろな顔があるということです。事実や情報をしっかり受け取って、より良い接客に役立てるのがプロの仕事。キャバクラに来た時だけ疑似恋愛を楽しんだり、いっとだけ仕事や家庭のことを忘れたり、家庭にイザコザを起こしたいなんて考えている既婚者はいないはず。
キャバ嬢は既婚のお客さんの家庭に配慮した営業をすることで、トラブルに巻き込まれずに済みます。既婚のお客さんには家庭を気遣いつつ、それぞれのお客さんが求めるように接客して、末長く良いお付き合いを続けてもらってくださいね。
