元月収50万大学生がキャバクラでバイトして手に入れたモノと失ったモノを大暴露【体験談】

女子大生の中には高時給に惹かれて「キャバクラでバイトをしてみたい!」と思っている人も多いのではないでしょうか?しかしキャバクラは居酒屋や飲食店などのバイトと違ってお酒の席で男性相手に接客する仕事なので、慣れるまでは何かと不安がつきものです。そこで今回は、実際に大学生時代にキャバクラでバイトした経験のある筆者のさまざまな体験談をお伝えしていきます。キャバクラのバイトに興味があるけど不安だらけで勇気が出ないという女子大生は、ぜひ私の体験談を参考にしてください!

キャバクラのバイト体験をお話する前に、私がキャバクラでバイトするようになった経緯をお話したいと思います。私は医療系の大学に進学したのですが、進学と共に親元から離れて奨学金でひとり暮らしを始めました。学費は親が払ってくれたのですが、家賃や光熱費の支払いから食費などの生活費を奨学金だけでやり繰りするのは、かなり節約しなければ赤字になる状況でした。

このままでは遊びにも行けないし貯金もできないと感じた私は、入学してすぐにバイトすることにしたのですが、授業が多かったためバイトできる時間がわずかしかなく、思ったよりも稼げなことにジレンマを感じたのです。

そんななかで見つけたのが高時給のキャバクラバイトです。高時給だから普通のバイトに比べると、短時間で倍以上の給料が貰えることにとっても興味が湧きました。しかも毎日出勤しなくても稼げるので、バイトの日以外は授業終わりに友達と遊びに行くことができるなど、効率の良いバイトでした。

しかし、キャバクラのバイトを大学生という思春期の3年間(大学4年生は就活に集中したかったので、バイトはしていません)やってみると、手に入れたモノと失ったモノがあったことに気づいたのです。

そんな経験談と共に、キャバクラの平均時給や実際に私が稼いだ月給なども詳しく紹介していきます。

大学生でキャバクラ・ガールズバーでバイトする人は経験上、約2割

私が在籍していたキャバクラでは、全体の3割程度が大学生でした。お客さんに女子大生と偽っている子もいたので、実際はもうすこし少ないかもしれませんが・・・。大学生全体で見ると、キャバクラやガールズバーなどの水商売でバイトしている子はだいたい2割程度ではないでしょうか。

高時給のバイトで魅力的とは言え2割程度の大学生しか居ないのは、コンビニやファミレスなどのバイト内容とは違い、誰でも簡単にできるバイトではないことが理由です。しかしながら短時間で高月給が貰えるので、ひとり暮らしをしている女子大生に人気のバイト先であることは間違いありません。

コンビニなどのバイトでも月にある程度の時間をバイトに裂ける大学生であれば、生活に余裕がでるくらいは稼げますが、友達と遊びに行く時間の余裕はなくなります。その点、キャバクラでのバイトは短時間で高額を稼げるので、友達との遊びの時間や貯金ができるくらいの金銭的な余裕もできます。

このようなことから、少ない奨学金でひとり暮らしをまかなっている女子大生にはキャバクラがピッタリのバイト先です。しかも20代~40代の社会人男性が主な客層なので、同じ大学に通っている学生はもちろんのこと、知り合いに会うリスクが少ないところもメリットです。

水商売で大学の授業を出る必要がある人はキャバクラ一択

大学生に人気の水商売には、キャバクラの他にカウンター越しから接客するガールズバーがあります。水商売のバイトに興味を持った女子大生は、キャバクラとガールズバーのどちらでバイトした方が楽に稼げるのか悩む子は多いですよね。そこで、1日の平均給料を表にしてみたので、キャバクラとガールズバーでバイトをした場合の給料を比較してみましょう。

■1日の平均給料

キャバクラガールズバー 
時給平均3,000円平均1,800円
平均業務時間平均5時間平均5時間
成果報酬(ドリンク・指名)平均5,000円平均1,000円
合計平均20,000円平均10,000円

私は、キャバクラでバイトする前にガールズバーでも経験しています。ガールズバーといってもコスプレやお客様のテーブルに着くタイプなど様々な業態がありますが、私がバイトをしていたのはカウンター越しに接客する一般的なガールズバーです。

そのため、上記の平均給料の金額は一般的なガールズバーでバイトをした場合の給料を表しています。

バイト先をガールズバーからキャバクラにシフトした理由は、主に勤務時間の長さがです。私がバイトしていたガールズバーは朝方の5時まで営業しているスタイルで、最初は長時間働けばその分稼げると思い頑張って5時まで働いていました。

しかししだいに朝起きるのが辛くなり、大事な授業があっても寝坊して出席できなかったことなどが続いてしまい、本末転倒な事態に耐えられなくなりガールズバーを辞めました。その点、キャバクラは1時までの勤務でOKなことと終わったらすぐに家まで送迎してくれるので、効率が良かったです。

しかもガールズバーの時給に比べると、倍近く高かったことも躊躇なくシフトした理由です。また、指名やドリンクなどのバック料金もガールズバーよりもキャバクラの方が倍近く高く、頑張れば頑張っただけ時給以外の報酬が発生するので稼ぎやすさもキャバクラの方に軍配が上がります。

短時間で高月給を得られるのは間違いなくキャバクラの方なので、大学の授業に多く出席しなければいけない1年生から2年生の間は特にキャバクラでのバイトが適しています。

大学生がキャバクラでバイトして得られるのは高時給と自信

高校を卒業して親元から離れてひとり暮らしをしてみると、若干の淋しさも感じましたが新しい生活のワクワク感の方が上回り、今となれば大学生時代は毎日が楽しかったように思います。

しかし思春期でもある年齢に、キャバクラという特殊なバイトを3年間続けたことで得たモノもあれば失ったモノもありました。これは経験してみないとわからないことだったので、良い思い出と共に私の人生にとって貴重な体験でした。

キャバクラのバイトに興味のある女子大生にはぜひ知っておいてほしいと思う体験談となっているので、ぜひ参考にしてください。先ずは、キャバクラバイトで得たモノからお伝えしていきたいと思います。

平均時給3,000円!普通のバイトでは得られない高時給

先ほども表でキャバクラの平均時給を明記しましたが、だいたい3,000円が平均で経験や人気度によっては5,000円の時給をいただける場合もあります。

大学生のバイト先として多い居酒屋の時給は、だいたい1,000円程度のところが多いですよね。それに比べるとキャバクラの平均時給は3倍なので、普通のバイトでは決して得られない高時給を得ることができます。

また時給だけなくドリンクバックや指名などのバック料金も発生するので、頑張った分だけどんどん時給換算がアップしていくところも、普通のバイトでは得られないメリットです。ちなみにキャバクラのバック料金には、ドリンクバック・ボトルバック・指名バック・同伴バックなど多くのバック料金が設定されています。

私は3,000円から時給がスタートしましたが、指名や売り上げが多くなってきたことで店長さんからの評価が上がり、時給も4,000円いただけるようになりました。また指名などのバック料金もかなりの金額となったことで、月収が50万円を超えたことが何度もあります。

大学生が奨学金の他に月50万円もの高額な給料を稼げるようになると、生活費が楽になるどころか無駄遣いさえしなければ、毎月30万円の貯金もできます。これは、普通のバイトでは決して得ることのできない金額です。

大学生生活を思う存分楽しみたくて遊びたいお金が欲しい人にも高月給が得られるキャバクラバイトはおすすめですが、貯金をして早く奨学金を返したい人や学費を払ってくれている親の負担を軽くしたいと考えている人にも、ぜひおすすめしたいです。

他の大学生と比べ、誰よりも大変な仕事して稼でいることが自信に繋がる

住民の少ない田舎出身の私は顔見知りばかりの町で育ったため、初めて会う人とのコミュニケーションが苦手でした。そんな私のコミュニケーション能力を高めてくれたのが、キャバクラバイトです。

キャバクラは新規のお客さんを接客することが多いので、初めて会う人でも会話して場を盛り上げなければなりません。会話をしながらどんなタイプのお客さんなのかなど、見極めていく必要があるので自然とコミュニケーション能力が高まっていく仕事です。

またお客さんは男性ばかりなので、ひっきりなしに口説かれることもしばしばあります。田舎育ちの私は男性に口説かれた経験があまりなく異性に対して自分に自信がなかったのですが、キャバクラで多くの男性に口説かれた経験をしたおかげでそれなりに自信の持てる自分になれました。

時給が高い分、普通のバイトよりも大変だなぁと思うことも多くありますが、大変な仕事をして稼いでいることが自信に繋がっていき、社会人になっても役に立つことを多く学べます。

大学生がキャバクラバイトして大変だったこと

子どもの要素がまだまだ多く残っている大学生になりたての年齢は社会人経験も少ないため、普通のバイトですら大変なことは多々あります。キャバクラバイトでも同様に、大学生がバイトするには大変だと感じる場面が発生するものです。

では、どんなことを大変だと感じたのか私の体験談をお伝えしたいと思います。

酒臭くならないように匂い対策

私は、お酒が飲めるようになる20歳を境に自分が飲んだお酒の臭いに悩まされたことがあります。特に、翌日の朝一番で授業に出席しなければいけなかったときの酒臭さは困りものでした。

売り上げを伸ばしたいときや指名が多かった日などは、お酒のを飲む量も必然的に多くなります。次の日の授業が頭の中でチラついたとしても、売り上げを伸ばすためにはある程度のお酒を飲むことも必要です。

お酒を飲む量が多ければ、当然次の日まで酒臭さは残ります。そんな状態で授業に出席してしまうと私の周囲はお酒の臭いで充満し、みんなに迷惑をかけます。

そんなときによくやっていた対策法は、飲む前と飲んだ後、朝ごはんのときにコップ1杯の牛乳を飲む方法です。よくニンニクを食べた後の口臭ケアとして牛乳を飲む原理と同じで、アルコール臭も牛乳を飲むと臭わなくなります。

そして念には念として、ブレスケアのような口臭対策サプリとマスクの着用も行っていました。この対策をしたことによって、酒臭さを気にすることなく授業に集中できます。

日中にお客さんから連絡が来るので、対応

キャバクラの仕事の一つとして、顧客を掴むために勤務時間外でもお客さんとラインなどで連絡を取り合うことがあります。お給料アップのための大事な仕事の一貫ではあるので、お客さんからきた連絡はないがしろにはできません。

しかし、お客さんの中には日中にしつこいくらい頻繁に連絡をしてくる人もいます。そんな困ったときの対策は、日中の連絡は無視して出勤前やお休みのときは夜になってから「大事な授業があって返信する余裕がなく、こんな時間になっての返信をお許しください」など、授業で返信できなかった旨を伝えると、お客さんに嫌な思いをさせることなくやり過ごせます。

大学がお休みの土日や祭日の場合は、「昨日飲みすぎちゃって寝てました」「実家に行って手伝いをしてたから返信できなかった」などの理由がベターです。

お触りや口説きをサラッと受け流すこと

キャバクラは基本的にお触り厳禁なのですが、お酒の席なので酔った勢いなどでお触りをしてくるお客さんもいます。また、口説くことを目的に来店するお客さんも多いです。

どちらも度が過ぎると厄介なお客さんになるので、対応を考えなければいけません。そこで私が取っていた対策は、お触りに対しては触ってきた手を優しく掴みなおして男性の脚の上で握り続けていました。握り続けていることで、解いてまで触ってこようとするお客さんは滅多にいません。

それでも強引に触ってくるお客さんに対しては、「お触り厳禁です!」とストレートに言い放していました。キッパリと伝えることで、ムードがピリっとするのでお触りするような雰囲気がなくなります。

口説きに対しては、誰にでも言ってるんでしょなどの言葉を発して「信用しません」的なニュアンスを伝えてサラッと受け流しながら別の話題に切り替えていました。

お触りに対処法については下記のページでも詳しく解説しているので、参考にしてください。

<a href=”https://www.pokepara-tainew.jp/4u/job/cabakura_osawari/” target=”_blank”>キャバ嬢のおさわり対処法6選!キャバクラで触られた時の正しい対応</a>

大学生がキャバクラバイトして失ったモノ

私はキャバクラバイトで得たモノもありましたが、逆に失ったモノもたくさんあることに気が付きました。失ったモノの中で特に大きく感じたモノが3つあったので、お伝えしたいと思います。

青春時代のよくある恋愛だと物足りなくなった

キャバクラで遊ぶ男性はサラリーマンも多いですが、社長さんなど社会経験が豊富な男性も多く来店します。社会経験の少ない大学生の私からしてみれば、大人の男性ばかりです。恋愛経験も豊富なので、デートをするにしても学生同士の恋人関係では行けないようなちょっとリッチなデートを体験させてくれます。

そんな大人な恋愛をしてしまうと、映画を観に行くデートや彼氏の家でまったり過ごすなどの青春時代によくある恋愛では物足りなく感じます。なので、私は甘酸っぱい青春時代の恋愛をしてきませんでした。

今思えば、学生ならではのドキドキ感やワクワク感を感じてみたかったなとちょっとだけ思ったりします。でも、逆に言えばキャバクラでバイトをしていたからこそ、その年齢では体験できなかった大人な恋愛を経験できたので、結果的には満足しています。

他の仕事がなんでもコスパ悪く感じるように

キャバクラの高時給に慣れてしまうと普通のバイトや仕事に就いた場合、給料が低すぎのでどうしてもコスパが悪く感じてしまいます。要は、キャバクラの給料と比較するとやる気をなくす賃金しかいただけないことに不満を感じてしまうわけです。

大学生の私が授業と平行に行っても月収50万円も稼げていたのに対し、就職した初任給は22日間マックスで働いて手取り19万円でした。このコスパの悪さに慣れるまで、私は一年の月日がかかりました。

実際にキャバクラでの稼ぎの方が効率良いので、就職してもすぐに会社を辞めてキャバ嬢として生きていく人も少なくありません。

就職活動で話す内容がない|水商売バイトをバレないようにした

就職活動の中には、就職を希望する企業への面接試験があります。面接試験には自己ピーアールをする場面がありますが、キャバクラバイトしか経験のない私は話す内容がなくて非常に苦労しました。

キャバクラバイトでの経験はコミュニケーション能力がアップしたり自分に自信が持てるようになるなど、社会人にとって身につけておくとプラスになることが学べる場でもあるので、隠すような経験ではないのですが・・・。

大学生でありながらキャバクラという風俗業に近い業態で、バイトをしていたことが就職希望先にバレるとマイナスイメージに繋がる気がして、私はバレないようにしていました。

自己ピーアールではバイトなどの経験談を伝える大学生が多いですが、私は上記の理由で経験談を使うことができなかったわけです。なので、就職活動で忙しくなるなる前の4年生始めの頃に就職希望の会社の業態と近いバイト先を探してバイト経験をしておくと困ることがなくなるので、ぜひキャバクラ以外のバイトも経験しておきましょう。

お金ないけど授業に出ないといけない大学生にはキャバクラバイトがおすすめ!

大学生でも短時間で効率よく稼げるバイトは、キャバクラが一番おすすめです。しかし、特殊な業態のため失うモノもあれば得るモノもあります。

キャバクラバイトで得たモノ

  • 普通のバイトでは稼げない高額月給(大学生でも頑張れば月収50万円は稼げる)
  • 他のバイトよりも大変な思いをして稼ぐため自分に自信が持てるようになる

キャバクラバイトで失ったモノ

  • 大人な恋愛に慣れてしまうので、学生同士の恋愛では物足りなく感じてしまう
  • 高額時給に慣れてしまうので、普通の時給ではコスパが悪く感じてしまう
  • 就職活動ではキャバクラバイトの経験が話せない

大学生がキャバクラでバイトする場合は、得るモノと失うモノがあることをしっかりと心得てから挑むようにしましょう。

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