
キャバ嬢としてお客様の前で最高のコンディションで働き続けるには、日々の努力や生活スタイルを見直していくことがとても大事です。
ただ、無理なダイエットや極端な食事制限、運動は体にとって大きな負担になります。
とはいえ、キャバ嬢として最高の体を維持するには『健康的な生活』を目指していくことが最も重要です。今回の記事では、 キャバ嬢が健康的な生活を過ごすための方法を5つご紹介します。
まずは、普段の仕事や生活を見直していきましょう。
キャバ嬢の健康維持は難しい?体調が崩れてしまう理由

では、どうしてキャバ嬢の健康維持は難しいのか。普段の仕事スタイルや生活習慣を見直すことでさまざまな体調崩れの理由をいくつかご紹介します。
昼と夜の生活が逆転している
キャバ嬢が健康的な生活を送りにくい理由として、「昼と夜の生活が逆転している」ことがいえます。
日中に働くOLやフリーター、アルバイトに対し、夜に働いているキャバ嬢は『夜から明け方にかけて働いて、昼間は寝る』という生活スタイルを送っています。
生活スタイルが逆転してることで、 食事の取り方や睡眠時間の調整が難しくなり、体調を崩しまいやすいです。また、同伴やアフターなどでお客様と一緒にいる時間が長い子は、睡眠時間がさらに削られてしまい、余計に体への負担を増やしてしまいます。
連日でお酒を飲んでいる
キャバ嬢の健康維持で最も大敵なのが、「連日の飲酒」です。もちろん、キャバ嬢として働く上でお酒を飲んだ方がお店の売り上げアップ、自分の給料に反映されるドリンクバックに繋がります。
また、お酒を飲んだ方がお客様にも好かれやすく、自分の給料面的にもメリットが大きいです。しかし、 毎日のようにお酒を飲んでしまうと、身体的にきつくなり、肥満の原因になりやすいです。
お酒は種類によっては糖質量が違います。そのため糖質の取り過ぎによって、血糖値が上がり、体内の肥満ホルモンが大量に分泌してしまいます。この体内に溜まった余分な糖質が脂肪になることで太りやすい体質になってしまうのです。
寝不足による体調不良
生活スタイルが昼と夜で逆転しているキャバ嬢にとって、睡眠はとても大事な休息時間です。健康的な体を維持するためには、 1日最低でも6~7時間の睡眠を取る必要があります。
「寝てる途中で目が覚める」「寝つきが悪い」など、普段から上手く寝付けない方は夜の仕事にも影響がでてしまいます。特に、寝る前にスマホをみることで睡眠の質を下げ、結果的に体調不良になりやすい体質になってしまうのです。
セクハラや人間関係によるストレス

キャバクラで働くということは、常に「セクハラと隣り合わせ」であること意味します。自分が思うセクハラと他人(お客様)が思うセクハラは違うかもしれません。
何をもってセクハラと言えるのか。誰がセクハラだと認めてくれるのか。たとえば「お客様から体を触られた」「傷つくような暴言をはかれた」といっても、 あくまでお酒の席の上でのことなので、その場のノリで済まされてしまうこともあります。
ただ、女の子にとっては行為自体に傷つき、ストレスが溜まっていく一方です。また、キャバクラは女の子が主役になる職場なので、キャスト間の人間関係のいざこざに巻き込まれてしまうことも少なくありません。
「わたしの指名だったお客様が◯◯に取られた!」「あの子だけひいきされてる!」
こういったことが重なって、最終的に寝不足や暴飲暴食などに繋がってしまい、キャバ嬢として健康的な生活を送ることが難しくなる人も少なくありません。

キャバ嬢が健康維持を保つためにやるべき4つのこと
キャバ嬢が健康的生活を送るためには、4つの健康法を行う必要があります。
職業柄体調を崩してしまいやすいキャバ嬢ですが、健康的な生活を送れば自分のメンタル面や体調の安定に繋がり、より楽しく日々を過ごせるようになります。
どんなに忙しくて眠くても三食食べる

「売れっ子ほどどんなに忙しくても一日三食きっちり食べる」。
昼と夜の生活が逆転していることで、時間の感覚があやふやになりがちです。ただ、食べる時間帯や健康的な食事を毎日欠かさず食べることで体の調子を良い方へ整えてくれます。
基本的に、キャバクラの仕事は営業時間の都合で深夜から明け方の帰宅となることが多くなりがちです。そのため、朝食が喉を通らないこともあると思いますが、朝は二日酔いに効くしじみ汁、玄米、大豆製品、魚・肉類をちょっとでもいいのでお腹に入れておきましょう。
食事の時間例
- 朝:4時~5時頃
- 昼:11時~12時頃
- 夜:18時~19時頃
工夫のひとつとして、 「同伴は18時」と自分のなかである程度スケジュールを決めておくと同じ時間帯に食事を取ることができます。
自分の体調に合わせてお酒の量を考える
前日、お酒で飲みすぎたなと思った次の日は無理にお酒を飲むのではなく 『自分の体の調子と相談』しながらお酒の量を調節しましょう。
お酒を飲むことは売り上げ貢献、自分の給料アップに繋がる大きなチャンスになります。ですが、自分の体調を崩してまでお店のため、自分のために飲むのは自殺行為のようなものです。
「今日はちょっと体調が良くないな」と思ったときは、スタッフやボーイさんにお願いをしてノンアルコールやソフトドリンクなどに切り替えましょう。
もし、お酒が苦手な方やちょっとしか飲めない方は、「飲めないキャラ」を徹底するのもひとつの方法です。その代わり、「聞き上手」や「盛り上げ上手」「甘え上手」などのキャラを自分のものにして、「飲めないキャラ」をカバーできるように自分磨きをしましょう。

定期的に体を整えるためにストレッチや運動をする
休みの時間や出勤前の数時間前などを活用し、 ストレッチや運動をこまめに取り入れることができれば健康的な体を手に入れることが十分可能です。
ストレッチや運動は無理に毎日行う必要はありません。自分のペースに合わせて、定期的に行っていくことが健康的な生活への近道になります。たとえば、寝る前に足パカやスクワットなどをして綺麗な脚を保つ。
お店へ向かうまでの道のりや帰り道を歩く。歩くときは姿勢に気をつけて、大股に歩くと効果的!わざわざお金を払ってまでヨガスタジオや会員制のジムに通わなくても日頃のひとつ、ひとつの動作だけでも十分な運動になります。
ホッカイロや半身浴などで体を温める

冷えは美容の大敵!特に冷房が効いた夏場、寒い季節の変わり目の冬は体調を崩しやすいと言われています。そこで、 基礎代謝を上げるためにもなるべく体を温めるようにしておきましょう。
たとえば体の芯を温めてくれる「しょうが湯」。材料はしょうがチューブとはちみつ、白湯のたった3つ。誰でも簡単に作ることができるホットドリンクです。生しょうがに含まれる「ジンゲロール」という辛味成分が体を温めてくれます。飲みやすいように蜂蜜をいれると美味しく飲めますよ♪
また、最近では体を温める効果がある入浴剤も大人気。お湯にいれるだけで、全身をすぐに温めてくれます。変わらないプロポーションを保つためには、体を温めることも大事です。無理のない範囲で、自分のペースに合わせて方法を試してみるといいでしょう。
キャバ嬢として健康的な体を保つための働き方
キャバ嬢として健康的な体を維持するなら、自分の武器となる「あいさつ接客中の会話」を大事にして働くことで無理なく自分のスタイルで働くことができますよ。
なぜなら、この2つを身に付けることで、自分の「お酒が飲めない」「同伴は〇〇のときだけ」「〇〇には帰りたいな」などのわがままを嫌われることなく受け止めてもらえるからです。
お客さんの心に残る挨拶をしよう
どのお仕事でも同じことがいえますが、キャバクラの接客にも”あいさつ”がとても大事になってきます。自分への指名がない限り、基本フリーのお客さんやヘルプで席に付きます。
そのため、あいさつは自分の名前をお客さんに覚えてもらう大事な会話の第一歩になるのです。お客さんの席に着いたら、まず自分の名前を言いながら名刺を渡します。
短時間でお客さんに自分のことを知ってもらえるように、あいさつや名刺渡しは印象に残るような形をとるとより効果的です。
すでに、お酒を飲んで来店してくるお客さんも少なくないので、名刺は派手目のものやキラキラしたものがよりいいでしょう。

心を込めた本音の会話術
来てくれたお客様には、 心を込めた本音トークで会話を楽しむのがベストです。なぜなら、自分が話したいことを素直に話したほうが会話につまづくことも、ウソを付く必要もありません。
たとえば、初めてきたお客様に対してありきたりな会話を50分、60分するのは至難の業です。「今日の天気はこうだった」「明日は〇〇がやってるらしいですよ」など。上辺だけでまとめれた会話は面白みもなければ、お客様からの興味も湧くはずがありません。
お金を払ってまでお店へ来てくれたお客様には、自分が好きなこと、自分が興味あることを話すことが大事です。さらに、一方的に自分の会話をするだけではなく、いかに自然にお客様の趣味や仕事などを聞き出すのかを重要になってきます。
なので、ただ単に会話をするだけではなく、お客様との共通の部分や尊敬できるところも会話のなかから見るつけておきましょう。
キャバクラの接客術について、もっと詳しく知りたい方!場内指名や本指名してもらいたければこちらの記事を読んでみてください♪

まとめ
キャバ嬢の健康維持は決して難しいものではありません。基本的な生活スタイルを心がけることで、誰でも自分のベストプロポーションを保つことができます。
一日三食食べる。よく寝る。適度に運動をする。リラックスする時間を作る。単純なことではありますが、どれも大事なことです。また、健康的な体を維持するには、お客様がある程度「わがままを許してくれる」「可愛いと思ってくれる」ような接客術と会話術がとても大事です。
自分が無理なことを共有せず、わかってくれるようなお客様を大切にすることで不健康な生活を送ることなく、ありのままの自分を保つことができます。