「夜職デビューしたいけど、迷いもある……」と悩んでいませんか?キャバクラやスナックなどで夜職するのは、なんの知識もなくはじめてしまうのはちょっと怖いイメージがありますよね。まずあなたに考えてもらいたいのは、夜職するメリットとデメリット!「稼げるならなんでもいい!」と、勢いよく飛び込んでしまうと、時給など条件はよくても雰囲気があわなかったということになりかねません。いつでもすぐにスタートできる夜職だからこそ、事前準備を丁寧に進めていきましょう♪
夜職(ナイトワーク)を始める前に考えるべきことって?
ほかでバイトするよりもずっと時給が高くてバックまでついてくるのは夜職するメリットで、掛け持ちしながら在籍するキャストさんも少なくありません。しかしナイトワークした経験がなければ、「どんなお店があるんだろう?」「そもそも私に出来るのかな……」など、いろいろな不安が先に浮かんでくると思います。
夜職し始める前には、1つひとつ丁寧なステップを踏んでからデビューするのがおすすめ。というのも、夜職は「誰にでも始められるけど、誰にでも向いている仕事ではない」から。
<夜職し始める前に考えるべきこと>
- 夜職するメリット
- 夜職するデメリット
- 自分に合う夜職の種類
まず、夜職はメリット・デメリットが色濃く分かれます。比較しながら考えてもらいたいのは、あなたのライフスタイルにマッチするかどうかです。
メリットが大きい、かつデメリットをカバーしていけると思ったら、次はいくつかある夜職の中から、あなたに向いている種類を見つけていきましょう。
夜職(ナイトワーク)するメリットは?
まずは夜職するメリットから!
- 時給が高い(稼げる)
- 出勤に融通が利きやすい
- 人脈が広がる
- コミュ力がUPする
それぞれ、具体的に見ていきましょう。
ナイトワークすれば時給が高くて大学生がバイトするにも効率よく稼げる
やはり夜職するうえで、なんといっても一番大きいメリットはお金!一般的な飲食店では、高くても時給1000円くらいですが、夜職なら低くて時給1500円くらいが相場です。
さらに同伴バックや売上バックなど、+αで稼げる部分も大きいのもメリットと言えるでしょう。出勤日数や人気度に左右されるものの、最低時給は保証されますし、ある程度までは稼げるようになるはずです。
「昼の仕事の収入ではカツカツ……」「学校があるから短時間でも稼げるバイトがしたい」と悩んでいる方なら、金銭的な余裕はすぐに持てるようになりますよ。
短めな時間で高収入が得られるうえにシフト制で融通がききやすい
一般的な仕事と比べ、夜職は出勤に融通が利きやすいと言えます。もちろんお店にもよるのですが、一般的な飲食店のように「週〇日以上出勤」の条件はほぼありません。
また、ほとんどのお店で出勤日数が多い子をより重宝するので、「たくさん出勤して稼ぎまくりたい!」と、モチベーションが高い人は思いっきり働けます♡
ただし掛け持ちしているのに出勤する日数をどんどん増やしてしまうと、どんなに稼げてもなかなかリフレッシュすることができません。この点についてはデメリットでお話しますので、じっくり考えて決めてくださいね。
昼職しながらでも両立できて人脈をうんと広げるチャンスも
最初から人脈を広げる目的で夜職する人は少ないかもしれませんが、意外と大きなメリットになります。さまざまなジャンルの経営者から、何を生業としているか分からない人まで、夜の世界には本当にたくさんのお客さんが来るんです。
また、働いている女の子たちとの出会いも、夜職ならではのつながりになるはず。育った家庭環境含め、夜職にはさまざまなバックグラウンドを持つ女の子たちがいます。
「これまで誰にも話せなかった悩み」をすんなり打ち明けられる友達ができるなど、昼の世界とはまた異なる交友関係を築けるのは、夜職独特のメリットと言えるでしょう。
対面で人とつながるうちにコミュニケーション能力をスムーズに鍛えられる
夜職は、本気で取り組むほどコミュ力がUPしていきます。夜のお店に来るお客さんが求めているのは、色恋だけではありません。
接待がスムーズに進む時間だったり、お気に入りの女の子を娘のように応援したりなど、あなたが想像している以上に、幅広いニーズがあります。
そうしたニーズを即座に判断し、お客様が求めるように接客するのが夜職。つまりただ話し上手であるだけではダメで、聞き上手、そして「引き出し上手」になる必要もあるということ。
単純に話し上手なだけのコミュ力ではなく、成熟した大人のコミュ力は、夜職するからこそ得られるもののひとつです。
夜職(ナイトワーク)をやるデメリットは?
ここまでは夜職のメリットをお伝えしてきましたが、デメリットも考えるべき重要な要素ですよね。
- 出費が増える
- 生活リズムが狂う
ずばり夜職のデメリットは、大きく分けてこの2つ!あなたにどんな影響が出るのかを想像しながら、現実的に考えてみてくださいね。
出費が増える
稼げるイメージが強い夜職ですが、実は意外と、出費も増えるんです!
<夜職で増えやすい出費項目>
- 衣装やメイク用品
- お客さんへのプレゼント代
- タクシー代
- 交際費
衣装については、体験入店時は貸してくれるお店が多いです。しかし本入店をしてからは、ほとんどのキャストが自前の衣装を用意します。お店に置いてる衣装を着てもいいのですが、臭かったりダサかったりする物が大半です……。
また、自分のお客さんが増えれば増えるほど、プレゼント代や交際費が増えていきます。もちろん同伴での食事代などはお客さんが持ってくれますが、良くしてくれる方の誕生日にはプレゼント+食事やシャンパンでお返しをするのが一般的です。
こうした出費のほか、お店によってはヘアメイク代や送迎費も発生します。
生活リズムが狂う
夜のお店が閉店するのは、早くて23時~0時、遅ければ早朝です。キャバクラやスナックで働く場合、だいたい2時頃の帰宅が目安となるでしょう。
最初は新しい環境の刺激もあり、それほど負担に感じないかもしれません。しかし生活リズムが狂うことによる不調は、確実に蓄積されていきます。
とくに昼の仕事や学校と掛け持ちする場合には、スケジュールや体調のコントロールができるようになるまで、出勤する日数を増やしすぎないようにするのがベストです。
夜職(ナイトワーク)4種類の年齢層・給料を解説
ここからは、夜職を以下4種類に分けて、年齢層・給料をそれぞれ解説していきます。
キャスト年齢層 | 客の年齢層 | 給料 | |
キャバクラ | 22歳~25歳 | 20代~50代 | 時給2500円程度~ |
ガールズバーコンカフェ | 18歳~20代後半 | 20代~30代 | 時給1300円程度~ |
スナック | 20代前半~50代 | 40代~50代 | 時給1500円程度~ |
クラブラウンジ | 20代前半~30代後半 | 40代~ | 時給2000円程度~※地方の場合 |
①キャバクラ
<キャバクラが向いている人>
- 派手なメイクや衣装が好き
- 初対面でも臆せずノリよく接するのが得意
- 売上に対するモチベーションが高い
王道の夜職といえば、やっぱりキャバクラ!お店によってランクや雰囲気が大きく異なるのが特徴です。体験入店して自分に合うお店を見つけるのがポイントですよ♡
年齢層
キャバクラのキャスト年齢層は、22~25歳くらいがボリュームゾーンです。一部、20代後半~30代が中心に活躍するキャバクラは、いわゆる「姉キャバ」や「熟女キャバクラ」をコンセプトにしています。
一方でお客さんの年齢層は意外と幅広く、20代~50代くらいまで。ただし、客層は店ごとに大きく異なります。ヤンチャな層が多い店もあれば、落ち着いた客層が中心の店もあるため、体験入店するときには「自分が接客しやすい客層かどうか?」を見るのも重要なポイントです!
給料
キャバクラ入店時の時給相場は、2500円程度です。細かい給与システムは店ごとに異なるものの、基本的には「最低保証時給」と「売上」の二本柱となります。
同伴回数を含めた売上が上がるほど、最低保証時給に反映されたり、バックが大きくなったりとグングン給料UP!ただし、売上が伸びないと最低保証時給が下がる・早上がり対象になるなどのリスクもあります。
②ガールズバー
<ガールズバーが向いている人>
- 1対1よりも大人数で盛り上がる方が好き
- 深夜~早朝にかけての時間帯で働きたい
- 時給より働きやすさをメインに考えたい
気軽に夜職デビューしたい人におすすめなのが、ガールズバーです。ちなみに「コンカフェ」として運営しているガールズバーも多くなってきています♪モチベーションが上がる衣装やコンセプトのお店を見つけてくださいね♡
年齢層
ガールズバーのキャスト年齢層は、18歳~20代前半がボリュームゾーンです。30代以上がガールズバーで働き続けているケースは少なく、「夜職デビューの場」としてガールズバーを選ぶ人が多くいます。
お客さんの年齢層も比較的若く、20代~40代前半の働き盛りが多いでしょう。カラオケやダーツを置いている店が多く、1対1の接客はほとんどないため、大勢でワイワイ盛り上がる雰囲気が好きな客層が中心です。
給料
ガールズバー入店時の時給相場は、1300円程度です。厳密に言うとガールズバーはキャバクラなどの夜職と異なり、一般的な飲食店として扱われています。そのため同伴や売上ノルマもありません。
最近のガールズバーは多様化しているため、中には限りなくキャバクラに近い給料システムの店もあります。しかし一般的なガールズバーの時給は、高くて2000円程度を目安に考えてください。
③スナック
<スナックが向いている人>
- 露出度の高い衣装はちょっと苦手
- 中年以上の男性と話すのが得意
- アットホームな雰囲気の方が好き
小規模な店内で和気あいあいと楽しめるのが、スナックです。地方にいくと時給1000円程度のお店もあり、キャバクラなどと比べて大きくは稼げません。しかしその分、プレッシャーも減るので、ストレス少なめに働きたい人にぴったり♡
年齢層
スナックのキャスト年齢層は、キャバクラやガールズバーと比べてとても幅広く、20代前半~50代まで。夜職デビューの子も多いのですが、キャバクラ経験者や数十年のベテランなど、さまざまな女性が働いています。
お客さんの年齢層ボリュームゾーンは、40代~50代。客層タイプはさまざまですが、比較的遊び慣れている人が多いですね。
給料
スナック入店時の時給相場は、1500円程度です。スナックの場合、レギュラーで働けば売上バックなどもつきますが、週2~3日のアルバイト出勤では時給+同伴バックのみの給料が一般的。
とはいえ固定客が増え、同伴を多く重ねられるようになると、時給アップもしてくれますよ。
④クラブ
<クラブが向いている人>
- 品のあるメイクや衣装が好き
- ホステスとして成長したい
- すでに夜職を経験して固定客がいる
ワンランク上の経験を積み上げていきたいなら、クラブにチャレンジもおすすめ。クラブというと「銀座の高級店」をイメージするかもしれませんが、スナックのような雰囲気のクラブもあり、実はかなり幅が広いジャンルです!
年齢層
クラブのキャスト年齢層は、20代前半~30代後半くらいまでがボリュームゾーンです。クラブのランクや規模にもよりますが、高級店になるほど経験者の方が多くなります。
お客さんは40代以上の落ち着いた年齢層が多く、20代など若い人はあまり来ません。来たとしても、上司に連れられてのパターンがほとんどです。
給料
クラブは、スナックやキャバクラとは異なる給料システムを持っています。お店ごとにシステムが大きく変わるのですが、たとえば銀座なら日給制が多く、相場は25000~30000円程度。
地方都市のクラブの場合には、スナックと似たようなシステムを採用しているお店も多くあります。時給相場は2000円程度ですが、売上バックを加えてくれるお店が多いですよ♡
夜職するかどうかは体験入店してから決めてOK♪
さて、ここからはいよいよ「お店選び」へと進む方が多いと思いますが、まずは今回解説してきた夜職の種類を参考に、あなたに合いそうなのはキャバクラかスナックか……と絞り込んでみてください。
その上で、どこで募集しているかを探して体験入店してみましょう!「夜職に向いてるのかな……」と不安な方も、まずは実際に働いてみなければ分かりません。
気軽に体験できるのも、夜職ならではのメリットですよ♡情報を探すときには、ぜひポケパラ体入を活用してください!
お店の雰囲気や在籍キャストなど、リアルな現場が想像しやすく、あなたにピッタリの一軒がスムーズに見つかります。
まとめ:夜職するなら丁寧なステップで働き方を考えよう
今回は夜職デビューを考えている方に向けて、メリット・デメリット、そして4種類の夜職をご紹介してきました。不安が消えて、モチベーションは高まりましたか?
夜職を始めると、今までのライフスタイルが一変し、お金や人付き合いの価値観も変わります。良い方向へ変えていくためには、「働き方」と「働くお店」を丁寧に考えることが大切です。
慌てずに、あなたに合う環境を見つけていってくださいね♡
〇関連記事