コンカフェの体入で落ちることある?合否を分ける注意点や相場金を教えます

コンカフェで働いてみようと思ったら、まずは体入(体験入店)から始まります。初めてのコンカフェ、「体入で落ちたらどうしよう…」「どんな流れで1日が進むの?」など、疑問や不安でいっぱいになっちゃってませんか?今回の記事は初心者さんに向けて、コンカフェ体入を丁寧に解説していきます。体入の流れ、気を付けるべきポイントなど、必読の内容です!準備をしっかり整えて、コンカフェデビューを楽しんできてくださいね!

コンカフェの体入で落ちることはない?【初心者完全版】

コンカフェはハードルが低く思われがちで「体入までして落ちることなんてある?」と考える人もいるかもしれませんが、落ちるケースも当然あります。通常は面接を終えてから体入となりますので、少なくとも合格ラインはクリアしている状態です。

しかし体入は、お店側とキャスト側の双方が「条件や雰囲気が合うかどうか」を確認するためのシステムで、体入終了後に落ちてもなんら不思議はありません。ここでひとつお伝えしておきたいのですが、体入で「なんか違うな」と感じたら、あなたから辞退するのもOKです。

初めて勤めるお店では、右も左も分からず「こんなものなのかな…」と無理してでも納得の姿勢を取る人も多くいます。ですが、少しでも違和感を覚えたり納得できなかったりすることがあれば、本入店前に解消しておきましょう!

本入店をしたあとでは、なかなか辞めにくくなります。また、複数店舗へ体入をして、比較して決められるとベストです。※ただし、やみくもに多数の店舗を体入すると「体入荒らし」になる可能性もあるので要注意。

コンカフェは大きく分けて2種類

コンカフェで働く前に知ってほしいポイントとして、コンカフェの種類があります。コンカフェには「カフェ業態(喫茶店営業)」と「バー業態(飲食店営業)」の2種類があり、働き方が大きく異なるため必ずチェックしておきましょう。

カフェ業態の場合、営業時間はおもにランチタイムから遅くても深夜0時まで、アルコールの提供はありません。フードメニューが豊富で、ライブパフォーマンスやチェキ撮影会など、エンタメ要素が多いのが特徴です。

バー業態の場合はガールズバーと同じような営業スタイルで、おもに夕方以降からオープンし、お店によっては朝まで営業しているケースもあります。こちらはアルコールの提供があり、フードメニューはそれほど豊富ではありません。

また、キャスト(働いている女の子)にお客さんがドリンクをごちそうできるシステムもあります。カフェ業態・バー業態、どちらにも共通するのは「特定のコンセプト」を持っている点。

メイドだったりバニーガールだったり、お店によって異なるコンセプトを持っていますので、その点もしっかりとチェックしてから面接に進みましょう!今回の記事で解説するのはバー業態のコンカフェです。

コンカフェ体入の流れ

実際に体入となった場合、どのような流れでお仕事を進めるのでしょうか?面接から順番に解説していきますので、イメージを膨らませながら読んでみてくださいね♪

ステップ1:面接

面接は必ず、体入前に行われます。聞かれる内容などは一般的な飲食店とそれほど変わりませんが、即日体入となるケースがあるのは、ナイトワークならではの流れですね。

せっかく即日体入できる流れになったのに、準備不足ではもったいありません。即日体入となった場合にスムーズに入れるよう、しっかりと準備を整えていきましょう!

応募の段階で「当日必要なものはありますか?」と聞いておくと、好印象にもなります。また、コンカフェの場合には決められた制服を着用するお店も多いです。

面接を受けるお店の制服をチェックし、露出具合によってムダ毛処理や、適した下着を着用して向かうようにしてください。

ステップ2:説明

体入では、どの店も仕事内容について丁寧な説明をしてくれます。大まかな仕事内容はもちろんですし、お酒の作り方なども1から指導してもらえますので、まったくの未経験デビューでも安心してくださいね。

また、キャストもドリンクを飲むお店の場合には「お酒は飲める?(強いかどうか)」も聞かれるはずです。20歳以上であっても、無理して飲む必要はありません。

「カクテルなら2~3杯程度は飲めます」「まったく飲めません」など、正直に伝えてください。ここでのお店側の反応は、良いお店かどうかを見極めるポイントにもなります!

良いお店なら「じゃあ無理しないでソフトドリンクにしよう」「フェイクのお茶があるからそれを出すね」など、優しくサポートしてくれるでしょう。

そしてもうひとつ、説明を受けるときには、業務中に必要になるであろう知識を聞いておくのがベストです。

  • 営業中に必要な備品の場所を聞く
  • メニューを見せてもらう
  • 接客中に気を付けること

上記した内容は、お店によって異なります。複数店舗のコンカフェで体入する場合でも、毎回聞くようにしてください。仕事に前向きで責任感ある姿勢が認められると、あなたに対する評価がグッと上がりますよ!

ステップ3:着替え・メイク直し・開店準備

説明を受けたあとは、着替えやメイク直しをして開店準備に入ります。前述にてお伝えしましたが、コンカフェの制服は店によってさまざまです。

どのお店もSNSやポケパラに写真を掲載していますので、制服の種類は必ずチェックしておきましょう。ほとんどのお店が制服を貸出しているため、用意の心配はありません。

また、開店準備にどのような作業があるかは店によって異なりますが、掃除やグラス類の準備など、一般的な飲食店とほぼ変わらないでしょう。

ステップ4:開店・接客

いよいよ開店となっても、すぐにお客さんが入店してくるとは限りません。暇な時間には先輩キャストと積極的にコミュニケーションを取り、業務上の不明点や不安なことなどを相談しておきましょう。

お客さんが入店したら、最初はどう動けばいいか分からないと思いますので、「おしぼり出してもいいですか?」「どこにいればいいですか?」と、自分から指示をあおいでください。新人さんがスムーズに動けないのは仕方ないのですが、ただ黙って立っているだけだと印象が悪くなります!

また、来店するお客さんにはさまざまなタイプの人がいます。新人さんは舐めて見られがちで、プライベートを根掘り葉掘り聞かれるかもしれません。通っている学校、昼の職場など、うっかり口を滑らせないように気をつけてくださいね。

ステップ5:閉店(上がり)

体入での上がり時間は、店や状況によって大きく変わります。朝方まで営業しているコンカフェも多いのですが、体入では0時~1時頃で上がらせるケースが一般的。

もちろん混雑した場合には、「もうちょっと残れる?」と聞かれる可能性もあります。終電で帰宅したいなどの要望がある場合には、あらかじめ伝えておきましょう。

体入が終わると、その日のお給料は現金で支払われます。また、合格となった場合には次の出勤日やシフト組みまで進むケースが多いので、スケジュールを整理しておくとベストです。

コンカフェの面接で合否を分ける!気を付ける点4選

ここからは、合否を分ける面接時の注意点を4つ解説していきます。

①丁寧な履歴書・丁寧な対応をすること

当たり前ですが、応募時の電話・メール応対・履歴書の丁寧さ・時間の正確さは最初にチェックされるポイントです。コンカフェを含むナイトワークは「ゆるい」と思われがちですが、実際はかなり細かく見られます。

面接担当者が見るのは、キャストとして売れる要素があるかどうか以前に「お店に立たせても恥ずかしくないかどうか」です。フレンドリーな接客をするコンカフェでも、礼儀やマナーをわきまえないキャストは嫌われます。

一方で、ナイトワークの面接に来る女性のなかには、非常識な人が多いのも事実です。時間通りに来なかったり、使いまわしの履歴書を持ってきたり……。そんな非常識な人が多いからこそ、面接では第一にチェックされるポイントなんです!

応募時の電話応対はハキハキと、履歴書は新しく作り丁寧に書く、そして時間には絶対に遅れない、これだけでも面接合格率を大きくアップできますよ♡「そんなの当然だよね…」と思ったあなたはきっと大丈夫です!

②聞かれた質問には具体的にハッキリと答えること

面接ではいろいろな質問をされますが、ハッキリとした受け答えができると好印象になります。面接で聞かれる質問はあらかじめ予測できますので、その場で考えてしまうと「聞かれる質問への答えを何も準備してこなかったの?」と思われてしまいます。

  • 志望動機
  • 希望の出勤日数
  • ネットの顔出しについて

志望動機は、キャバクラやガールズバーなら「お金のため」と言っても特に問題ないのですが、コンカフェは世界観を大切にする業界です。「なぜそのお店(コンセプト)を選んだのか」が伝わらないと、合格の決め手に欠けてしまいます。

希望の出勤日数やネットの顔出しについても、あいまいにせずハッキリと答えてください。特に出勤日数については、あいまいな返答ではお店側も困ってしまいます。

求人を出している以上、「土曜日にあと2人欲しい」や「レギュラーできる子を優先したい」など、シフト作成上の都合があるはずです。あなたとしても、「本当は週4日出たいのに、実際に働いてみたら1日しか入れてもらえなかった」となれば困りますよね。

不合格となる可能性があったとしても、正直に伝え、あなたとお店側の条件をすり合わせていきましょう!

③お店のコンセプトに対する情熱を伝えること

前述のとおり、コンカフェはどのお店もコンセプトを大事にしています。そのため「コンカフェならどこでもいい」なスタンスではなく、「このお店・このコンセプトだから働きたい!」と情熱を伝えると合格率が大きくアップします!

一番良い方法は、面接に応募する前にお客さんとして行ってみること。世界観を体験すると、「このお店のファンタジックな世界観がものすごく好きです」「もともとこのお店のファンで、いつか働きたいと思っていました」などの言葉に説得力が生まれます。

また、実際に行ってみると、働いているキャストの雰囲気も分かるので、あなたにとっても本当にその店でいいのかどうかの判断材料になるのです。コンカフェは女の子同士でも入りやすいので、何軒か行ってみるといいですよ♡

④メイクやファッションはコンセプトに合う雰囲気にすること

面接時には、メイクやファッションをお店のコンセプトに合わせた雰囲気にするのも重要です。担当者は、あなたがお店に立ったときの様子をイメージし、合否を判断します。

たとえば男装カフェなのに、フェミニンなファッションではお店に立っているイメージが湧きませんよね。特に即日体入を希望しているなら、なおさらコンセプトに寄せていくのが正解!

また、コンカフェは髪型自由なイメージが強いですが、明るすぎる色はNGなど、ルールが定められているパターンもあります。即日体入を希望する場合には、面接前に確認をしておきましょう。

コンカフェ体入の相場金は1200円

体入でも、最低時給を保障してくれるお店がほとんどです。一般的なコンカフェの時給相場は1,000円~2,000円程度で、体入では時給1,200円程度もらえます。

注意点としては、コンカフェの時給相場には幅があり、サービス内容によって異なる点。時給1,000円~1,500円程度の範囲なら、一般的な飲食店とそう変わらない業務内容、かつ衣装の露出度も低めです。

時給2,000円以上と高額な場合は「お客さんと一緒にお酒を飲む」「衣装の露出度が高め」などの店が多く、よりナイトワーク色が強くなります。

どの程度稼ぎたいか?も重要ですが、サービスの許容範囲も考えて決めましょう!

この記事の通りコンカフェの体入で落ちないように注意しよう!

初めてのコンカフェバイトは、わくわくよりも不安が強いかもしれませんね。しかし今回お伝えした注意点をおさえれば、最初の一歩をスムーズに踏み出せるはず!

  • コンカフェにはバー業態とカフェ業態がある
  • ナイトワークとしてのコンカフェはバー業態
  • コンカフェバイトは一般常識が重要!
  • 予測できる質問への回答はあらかじめまとめておく
  • お店のコンセプトに対する情熱をしっかり伝える
  • メイク・ファッションはコンセプトの雰囲気に合わせる
  • コンカフェ体入の時給相場は1,200円

体入は、あなた自身にとっても、働きやすさを確認する機会です。キャストの仲の良さや客層などを落ち着いてチェックするためにも、準備万端で臨んでくださいね♡

◯関連記事

スナック・パブの違いは店の種類の多さ!

【注意】ガールズバー体験入店ガイド給料・持ち物・服装・断り方など