ホステスとキャバ嬢の違いとそれぞれに向いているタイプ

キャバ嬢とホステスの違いは8つあります。キャバ嬢とホステスでは似たような仕事内容と思っている方も多いですが、お店の業種、教育係、キャストの年齢層、給料システムなどが違います。

この記事では、ナイトワークデビューする方に自分がキャバ嬢とホステスどちらに向いているか、キャバ嬢とホステスの共通点などについて詳しく紹介します!

キャバ嬢とホステスの大きな違いとは?

キャバ嬢はキャバクラで働く女性ホステスはクラブやラウンジ、ニュークラブで働く女性のことを指します。キャバクラで働く女性のことをホステスと呼ぶお店もありますし、北海道すすきのではキャバクラはニュークラブと呼ぶため、そこで働く女性をホステス、またはニュークラ嬢と呼びます

基本的には業種によって呼び方が異なりますが、ママの存在や接客スタイル、料金体系、給与など細かい違いも多くあります。

キャバ嬢とホステスの違いは意外と多い!

キャバ嬢とホステスの違いは具体的に8つあります。さっそくキャバ嬢とホステスの違いを見ていきましょう。

働く場所(業種)、接客スタイルが違う

キャバ嬢とホステスの違いは、主に働く場所、業種です。

キャバ嬢とは、キャバクラで働く女性のことです。
キャバクラではお客さん1人に対して1人のキャバ嬢が接客します。女の子の年齢層は高校を卒業した18歳~20代くらい、姉キャバ・熟キャバ嬢は20代後半から~50代くらいの方が活躍しています。働いている女の子はギャル系から清楚系、ロリ系、かわいい系、キレイ系など幅広いタイプがいます。

一方ホステスとは、主に「クラブ」や「ラウンジ」で働く女性のことです。お店によっては「スナック」でも働く女性のことをホステスと呼びます。クラブは1人のお客さんに対して複数のホステスが接客します。女の子の年齢層は20~40代を中心に幅広く、働いている女の子のタイプはキレイ系や落ち着いた方、大人の魅力を持った方が多いです。

ホステスという言葉の定義は「パーティなどで客を接客する側の女主人」です。昔から、キャバレー、ナイトクラブ、バーなどで働く女性をホステスと呼んでいました。キャバクラという業種は、キャバレーとクラブの間のカジュアルなお店というコンセプトで誕生しました。つまり、キャバクラという業種ができるまでは、夜のお店で働くすべての女性をホステスと呼んでいたということになります。

このようにキャバ嬢とホステスは業種による大きな違いと、お客様に対しての接客スタイルが異なることがわかります。キャバ嬢はお客さん一人に対して一人で接客する単独プレー、ホステスはお客さん一人に対して複数のホステスが接客するチームプレーとも言えます。ホステスは複数人で接客に当たりますが、自分の立ち位置によってふるまい方を変える必要があります。クラブにはお客様の担当の「係」になるホステスが居ます。ヘルプとしてそのテーブルに着くホステスは、「係」のホステスとお客様の会話を壊さず、お酒を作ったり会話をサポートして盛り上げることに努めましょう。

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ママが居るか居ないか

キャバクラとクラブの違いの大きな特徴とし、ママの存在があります。ホステスがいるクラブやラウンジでは「ママ」と呼ばれる女性がいます。ママはそのお店の経営者だったり、オーナーから雇われているママという場合もあります。ママがそのお店の責任者となり、お店の運営からホステスの教育係まで担います。

キャバクラではママという存在はなく、お店の運営は主に男性の店長やボーイがやっています。キャバ嬢の教育係は「スタッフ/ボーイ」です。ボーイの中でも上のクラスの人や、マネージャーと呼ばれる現場を仕切る人が、新人キャバ嬢の育成や売上を伸ばすアドバイスなどを行います。基本的なテーブルでの作法は同じテーブルについたキャストが教えてくれるので、初心者でも安心して働けます。

給料システムが違う

キャバ嬢とホステスでは、給料システムにも違いがあります。キャバ嬢のお給料は「時給+バック」です。キャバ嬢は自分が頑張れば頑張るほどお給料がアップします。たとえば本指名してもらえたり、指名してくれたお客様が高いお酒を注文してくれたりすると、女の子が受け取るバック料金がアップします。

指名が取れない女の子はバックが入らないので、お給料を増やすのは難しいです。キャバ嬢として結果が出ていないと、時給アップなどの待遇の見直ししてくれる可能性が低くなります。

時給:朝・昼なら1,500~3,000円、夜なら3,000~7,000円
バック:指名料・同伴料・ドリンクなどのバック

ホステスのお給料は「日給+報奨金」が基本です。お客さんが高いお酒を頼んでもホステスにはバックが入りませんが、一定以上の成果があれば報奨金がでます。またホステスは最低日給が28,000円~ととても高いので、安定してお金が入ります。

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お店の営業形態が違う

キャバクラは普通の飲食店と同じで基本的に18歳以上であれば誰でも入店できます。どんなお客さんにも来店しやすいよう、路面にエントランスを設けたり、雑居ビルの中にある場合は看板を出したりして、一見のお客さんも入りやすいように誘導をしています。

一方、クラブでは会員制を利用しているところが多く、一見(いちげん)のお客さんは常連さんの紹介がないと入ることができません。個人で遊びに来る人よりも、企業の接待や社用で利用されるのが多いのも特徴です。

ノルマや指名と係が違う

キャバクラ、クラブともに、ノルマがあるお店とノルマがないお店があります。キャバクラでは「指名」という制度があります。本指名はお店に来る前から指名したいキャバ嬢が決まっていることで、場内指名はお店に来てからキャバ嬢を指名することです。

基本的に本指名のキャストがいるのに指名替えするのはマナー違反です。お客さんにペナルティーはありませんが、キャスト同士の揉め事につながるため、安易に指名替えをしないのが遊ぶ側のマナー!

逆に、クラブはキャバクラにはない「係(永久指名制度)」という制度があります。特定のお客さんが来店したとき、そのお客様を接客する担当するホステスのこと。この係はよほどの理由がない限り、お客さんの希望でホステスを変更できないのが特徴です。

服装、メイクが違う

キャバクラではほとんどのお店がドレスで接客します。メイクもドレスに合わせてしっかりメイクをするキャバ嬢が多いです。キャバ嬢はドレスで派手に着飾るイメージがあります。

一方ホステスは、お店の雰囲気に合わせた落ち着いた服装がメインで、派手過ぎず高級感のあるドレスや、着物、スーツを着て接客するホステスもいます。ホステスはチームプレーになるため、お店全体の雰囲気を壊さない衣装を選ぶ必要があります。クラブはママがお店の雰囲気を作り出すため、その雰囲気・コンセプトに合わせな服装の場合は、着替えさせられる場合もあります。

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お店に来る客層の違い

キャバクラに来店するお客さんはサラリーマンや会社経営者、年代は20代後半~50代くらいと幅広いのが特徴です。キャバ嬢と楽しくお酒を飲みながら話したい、歌いたいお客さんがお店に来ます。クラブの料金に比べてキャバクラはリーズナブルな価格で楽しめます♪ちなみに、中心の価格帯は昼キャバなら1セット4,000円から、夜キャバなら1セット6,000円からとなっています。

一方、クラブに来店するお客さんは社長や役員クラスが多いです。年代は40代以上で落ち着いた雰囲気でお酒を飲みたい方が来店します。ホステスやママと話しながら、ゆっくりとお酒を飲みたいお客さんが多いです。料金は高めで、リーズナブルなお店でも1セット(90分)10,000円、高級クラブでは50,000円以上かかるため、普通のサラリーマンには敷居が高めです。

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店内の雰囲気が違う

高級店

キャバクラの店内の雰囲気はお店によって違います。ゴージャス感を前面に出したり、リラックスできるよう落ち着いた色調や白をメインにした内装、古代の洞窟などテーマパークのような造りにしてみたりとバラエティに富んでいます。

クラブの客層は40代以上の方が多いせいか、あまりギラギラとした派手な内装のお店はありません。お客さんが落ち着いてお酒が飲めるような、上品な内装が多いようです。

キャバ嬢とホステス!自分に合う働き方はどっち?

キャバ嬢に向いている人

キャバクラに向いている人

  • 自分の意見を相手に伝えるのがうまい
  • 誰にでも話しかけられる明るい性格
  • お酒を飲んでも酔いにくい
  • トーク力があり、どんな話でも盛り上がれる

キャバクラに来店するお客さんはリーズナブルかつ、かわいい女の子と美味しいお酒を飲みたい方が大半です。そのため、上記のような特徴を持っている女の子なら、誰でもキャバ嬢になれるチャンスがあります。

体質でお酒が苦手な人もキャバクラで働くことはできるので、無理する必要はありません。幅広い年代・性格のお客さんが来店するため、お酒が飲めなくてもお客さんのタイプに合わせて自分から話しかけたり、聞き役に徹するなどキャバ嬢として活躍できる場面はたくさんあるのです。

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ホステスに向いている人

クラブに向いている人

  • ナイトワークを経験したことがある
  • お客さんが求めている気配りができる
  • お客さんの話を上手に聞くことができる(聞き上手な性格)
  • お客さん好みの情報収集ができる
  • 本業として働いてしっかり稼ぎたい

クラブに来店するお客さんはきれいな女性と一緒にゆっくりお酒を飲みたい人が大半です。そのためお客さんが求めている気配りができる方がクラブでは好まれます。年齢的には40代から上の会社役員や社長クラスのお客さんが大半なため、必要に応じて勉強や習い事をする必要があります。

たとえばお客さんの年代に好まれる話題の情報収集をしたり、休日はゴルフに駆り出されることも。そのため、副業として働くよりも本業にした方がホステスとして成功しやすいです。

キャバ嬢とホステスに共通すること

キャバ嬢とホステスに共通することは、

  1. お客さんの隣に座って、お酒を飲みながら会話する
  2. 同伴やアフターがある

キャバクラは1対1、クラブは1人のお客さんに指名とヘルプの女の子数名。接客する人数は違いますが、大まかな流れはどちらも一緒です。同伴やアフター、お店によっては同伴のノルマがあるところも共通しています。

キャバ嬢とホステスの違い、まとめ

キャバ嬢ホステス
働く場所(業種)、接客スタイルキャバクラ
1対1
クラブ、ラウンジ
1対多 or 多対多
ママの存在いないいる
給料システム時給+バック日給+報奨金
お店の営業形態18歳以上は誰でも入店可会員制が多い
ノルマ、指名と係ノルマのあるお店ないお店がある
指名制度
ノルマのあるお店ないお店がある
係(永久指名制度)
服装、メイクドレス
派手な服装、メイク
高級ドレス、着物、スーツ
落ち着いた服装、メイク
客層サラリーマンや会社経営者、年代は20代後半~50代社長や役員クラスが多い
店内の雰囲気お店によって派手だったり落ち着いた雰囲気だったりさまざま落ち着いた雰囲気で上品な内装が多い

キャバ嬢とホステスは似たような仕事内容ですが、違いはたくさんあります。たとえば働く場所や女の子の年代層、客層など。しかし、キャバ嬢とホステスに共通する部分もあります。

けれど、ナイトワークが初めてならキャバクラがおすすめです!キャバクラは店舗によってノルマがなかったり、お酒が飲めなくてもソフトドリンクやノンアルコールで代用してくれます♪

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