コンカフェで行う接客5選!礼儀マナーや働くまで知らない大変な業務も紹介

これからコンカフェで働こうとしている女の子にとって、一番の不安はやはり接客することですよね。どんなふうに接客して、どのようなマナーに注意すればいいの?本記事ではコンカフェで働くケースを中心に、意外と知られていない大変な業務までお伝えしていきます。これからコンカフェデビューをする方は、ぜひこの記事で予習して、自信をつけてからデビューしてくださいね♡

コンカフェで行う礼儀マナーや接客するスタイルを事前に知って、ギャップがないようにしよう!

これからコンカフェで働く方なら、なんとなくこんな感じかな?と漠然としたイメージはあると思います。しかしそのイメージの多くは、キャバクラやガールズバーとごちゃ混ぜになっていたりしませんか?

これからコンカフェで働く方に、まず知っておいてもらいたいのが「コンカフェはキャバクラとは違う」という点です。これは法律(風営法)で定められているため、営業形態に明確な違いがあります。

営業時間なども含まれますが、キャバクラとコンカフェの大きな違いは接客するスタイルです。キャバクラは法律上、隣に座って色っぽい雰囲気を醸し出すのが許可されていますが、実はコンカフェではこうした雰囲気を作ることすら禁止されています。

そのため、キャバクラ感覚でコンカフェで働き始めると、周りのスタッフから「なんなのあの子?」と思われたり、そもそも風営法に違反してしまう可能性があるのです。まずは同じナイトワークでも、キャバクラとコンカフェを混同させず、コンカフェでの礼儀マナー、そして接客するスタイルを把握しておきましょう!

コンカフェで接客するスタイル5選

ここからは、より具体的にコンカフェで行う接客するスタイルを解説していきます。イメージと実際の仕事環境にギャップが少なければ少ないほど、上手に溶け込んでいけますよ♡

オーダー品の提供

ナイトワークのイメージが強いコンカフェですが、実際の営業形態は一般的な飲食店です。(最近は夜まで営業しているガールズバー寄りのコンカフェの方が多いため、記事内ではナイトワークの一種として解説しています)

ほとんどのコンカフェはキッチン・ホールと分けてスタッフを雇用していますが、中にはキッチンもホールも行うお店もあるため、事前に確認しておきましょう。ただし、調理する場合があっても簡単な調理のみですので、その点は安心してくださいね!

コンカフェ嬢としてのメインの仕事はホールで、提供方法は一般的な飲食店と変わりません。飲食店勤務の経験がある方は、存分に活かせるお仕事ですよ♡

コンセプトにあわせて接客する

コンカフェには、それぞれ明確なコンセプトがありますよね。王道のメイドカフェやバニーガールなどもあれば、アニメやアイドルをモチーフとした萌え系も多いです。

  • コスプレ系(メイド喫茶、学園、男装など)
  • 動物系(うさぎや猫耳など萌え系が多い)
  • コラボ系(ゲームやアニメとのコラボ店、期間限定もある)

コンカフェではお客さんと接するとき、そのコンセプトに合ったキャラクターになりきらなければなりません。アイドル系のコンカフェなら、あなたはアイドルとして接客するのです。

また、言葉遣いや表情だけではなく、知識が必要なコンカフェもあります。たとえば電車やアニメのオタクが多く集まるコンカフェでは、知識がなくても働くこと自体は可能なものの、やはりお客さんから人気が出るのはオタクの話題を広げられるキャストです。

逆に、あなたにオタクジャンルがあるなら、それは強みとなります。そのため、働くお店を選ぶときには、自分の知識やキャラクターが活かせるコンセプトを持つコンカフェにしましょう!

パフォーマンス

アイドル系のコンカフェでは、ステージでダンスや歌をうたうパフォーマンスを取り入れているケースがあります。有名なアイドルの曲だけではなく、オリジナルソングを披露するお店も多いです。

パフォーマンスがあるコンカフェに来るお客さんの多くが、その店に「推し」を作ります。そのため一般的なコンカフェ以上に人気商売となる点には覚悟が必要です。

アイドル願望の強い人には、ぴったりですよね♡目立つのが好きな人にとっても、パフォーマンスがあるコンカフェは楽しみながら働ける場になりますよ!

【バー業態の場合】お酒を飲む

コンカフェには、2種類の営業形態があります。

  • カフェ業態…ランチタイム~深夜0時頃までの営業時間
  • バー業態…夜~明け方までの営業時間

先ほど解説したパフォーマンスがあるような萌え系コンカフェの多くはカフェ業態ですが、最近ではバー業態のコンカフェも増えてきています。バー業態の場合、単純にお酒を楽しみに来るお客さんも多く、イメージ的にはガールズバーです。

また、お店によってはお客さんと一緒にお酒を飲むこともあります。この場合、ドリンクバックやボトルバックが入りますので、お酒を飲んで稼ぎたい!というならおすすめです。

オプションの接客

これまでお伝えしてきた接客内容は、あくまでも基本的なことです。コンカフェは他店との差別化を意識しているお店が多く、オプションのオリジナルサービスが豊富になっています。

たとえばお客さんが推しのキャストとツーショットで写真を撮れる「チェキ」や、オムライスなど料理にお絵描きをするなどがよくあるオプションサービスです。実際に入店してから「こんなオプションがあるなんて知らなかった!」とならないように、面接や体験入店時に確認しておきましょう。

働くまで知らないコンカフェ接客の礼儀やマナー4選

ここからは、働くまではなかなか知ることの出来ないコンカフェの裏事情を解説していきます。接客時の礼儀やマナーを中心に解説しますので、予習として読んでくださいね!

お客さんとの連絡先交換は禁止!

まず、コンカフェではキャストとお客さんの連絡先交換は禁止されています。連絡先交換・プライベートで会うことを業界用語で「繋がり」と言い、繋がりが発覚した場合、キャスト側は最悪クビです。お客さん側は一発で出禁になります。

人気商売なので少しでもお客さんと仲良くなり、距離感を近づけたくなることもありますが、繋がりだけは持たないようにしてください。お客さん側から連絡先を聞かれても、「禁止されてるので」とハッキリ断りましょう!

基本的な飲食店の接客マナーを忘れない

コンカフェは一般的な飲食店と比べると華やかで、ちやほやされるお仕事です。しかしお客さんからのオーダーを取ったり、提供したりなど、行う仕事の基本は飲食店と変わりません。

  • オーダーは温かいうちにきれいな状態で提供する
  • お客さんの求めていること(ドリンクおかわり等)を先回りして伺う
  • 積極的に動き、調理や片付けもテキパキと行う
  • ゲームやカラオケの準備をスムーズに行う

このように、基本的な飲食店の接客マナーを守り、丁寧に働く姿は、必ずお客さんからの人気につながります。お客さんは思っている以上にキャストの動きを見ていますので、「一生懸命でいいこだな」と好印象を持たれるのです。

また、店長や他スタッフからの評価も上がるため、職場としての働きやすさも上がっていきますよ♡

店全体を見て動く

コンカフェの接客は、キャバクラのように1対1ではありません。複数人のお客さんを、少ないキャストで対応しなければならないシーンも必ず出てきます。

コンカフェで人気が出るかどうかにもつながるのですが、常にお店全体を見て動くことを意識してください。たとえば、つまらなさそうにスマホばかりいじっているお客さんがいたら声をかけに行く、どうしていいのか分からなそうな初見さんに丁寧に案内をするなど、お客さんが何を求めているのかを考えて動く接客力が求められます。

話しかけやすいお客さんへの接客は楽しくてついつい集中してしまいがちですが、常にお店全体を気にかけ、「困っている人」「退屈そうにしている人」を中心に接客していくのが人気を高めるポイントです♡

頂いたドリンクを飲み干さないのはNG

バー業態のコンカフェの場合には、お客さんからドリンクを頂くことも多いです。「〇〇ちゃんも一杯どうぞ」と言われたら素直に頂いて欲しいのですが、頂いたドリンクは残さないようにしてください。

アルコールが苦手な場合、たいていのお店にはフェイクドリンク(お茶しか入っていないお茶割など)があります。面接時に、ドリンクはどの程度頂くのか・フェイクドリンクはあるのか等、細かいルールを確認しておきましょう!

コンカフェとガールズバーで接客するスタイルの違いとは

コンカフェとキャバクラには大きな違いがありますが、ガールズバーとはやや曖昧な線引きをされています。ここからはコンカフェとガールズバーの違いについて解説していきます。

時間・働ける年齢

カフェ業態のコンカフェの場合には、営業時間の開始がランチタイム前後からです。18歳未満は22時までの勤務となるものの、高校生もOKとしているコンカフェもあります。

一方でガールズバーは、夜から営業が始まり、終わりは22時以降(朝方まで)です。そのため18歳以上・高校生不可としているケースが大半です。

また、ガールズバーはカラオケデュエットや指名制度など、キャバクラに近い営業スタイルにしているケースも多く、その場合にはそもそも18歳未満を採用することが禁じられています。

ノルマ

ほとんどのコンカフェで、ノルマはありません。ドリンクバックやチェキバックなどが付けられるケースはありますが、売上やお客さんを呼ぶようなノルマはないので安心してください。ただし、人気のあるキャストの方がお店から重宝されるのも事実として覚えておきましょう。

ガールズバーの場合、ノルマの有無はお店によります。もちろんキャバクラほど厳しくはありませんし、表向きは「ノルマ無し」としているケースが多いです。

ノルマがあるかどうか、そしてどれくらい厳しいノルマなのかは、実際に入店しないと分かりません。まずは面接時に「ノルマはありますか?」「ドリンクバックの目標などは設定されていますか?」とストレートに聞いてみましょう。

接客方法

コンカフェでの接客方法については解説してきたとおりですが、ガールズバーの場合には完全に「女性バーテンダー」として接客するのが基本です。

ガールズバーはあくまでもショットバーですので、カウンター越しにお客さんとお話をしながらカクテルを作ったりお酒を提供したりします。お店の広さ的にも、コンカフェは一般的なカフェ系飲食店の作りであるケースが多いので、動かなければいけない範囲も広がります。

フードの調理に関しても、コンカフェは店によりますが、ガールズバーは必須です。

コンカフェで行う接客やマナーを知った上で働くかどうか決めよう!

今回はコンカフェでの接客について解説してきました。最後に改めて、コンカフェにおける接客スタイルを振り返ってみましょう。

  • オーダー品の提供(基本はホール!)
  • コンセプトに沿った接客
  • パフォーマンス
  • お酒を飲む(バー業態のコンカフェの場合)
  • オプションサービスの接客

上記した中で、すべてのコンカフェに共通しているのは「コンセプトに沿った接客」です。そのため自分のイメージとは大きく異なるお店で働くと、上手く接客できずストレスが蓄積されてしまいます。

まずはコンセプトがあなたのキャラクターイメージに合うかどうかを考えて、お店選びを進めていきましょう!また、パフォーマンスやお酒を飲むなどに関しては、お店によって差があります。

コンセプトと同じくらい、働く上で重要視したいポイントとなりますので、事前リサーチはしっかりと行って面接に進んでくださいね♡また、「コンカフェはちょっと自分には無理かな……」と感じたら、キャバクラやガールズバーも選択肢に入れてみましょう!

ナイトワークは体験入店ができる強みを持っていますので、実際に働いてから決めても遅くありませんよ。

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