スナックは、初めてご来店されるお客様もいれば、長年通ってくださる常連様、そして年代もさまざまなお客様が集まる場所です。
だからこそ大切なのは、「完璧な接客」よりも「心地よい空気」をつくることを心がけています。
まず意識したいのは、自分自身が楽しむこと。
無理に盛り上げようとしたり、気の利いたことを言おうとしすぎると、気持ちはすぐに相手に伝わってしまいます。
「今日はどんな方とどんな時間を過ごせるかな?」
そんな気持ちで向き合うだけで、表情も声のトーンも自然と柔らかくなります。
初めてのお客様には、焦らず距離感を大切に。
たくさん話そうとしなくても大丈夫です。
お酒の好みを聞いたり、無理のない会話から始めて、「このお店、居心地がいいな」と感じてもらえることが一番かと考えます。
一方で常連様には、変わらない安心感をご提供することを心がけています。
名前を呼ぶ、以前の会話を少し覚えておく、それだけで「大切にされている」と感じてもらえるのではないでしょうか。
毎回同じ話題でも、同じ笑顔で聞くことが、スナックらしい温かさにつながります。
年代が違うお客様がいるときは、無理に合わせすぎないこともポイントです。
わからない話題は正直に「教えてください」と言ってみたり、相手の話を聞く姿勢を大切にするだけで、会話は自然と弾みます。
ポジティブな接客は、特別な技術ではありません。
相手を尊重する気持ちと、自分が楽しむ余裕があれば、それだけで空気は明るくなります。
今日もこのスナックが、
「また来たくなる場所」
そんな場所でありますように。