自分らしさって、どこまで出していいんだろう?」って、最初はすごく悩みました。接客の仕事だからこそ、全部そのままの自分でいいのか、それとも少し作ったほうがいいのか、そのバランスが分からなかったんです。
でもやっていく中で感じたのは、無理に作りすぎると長く続かないということ。頑張って作ったキャラって、最初はできても、ずっと維持するのは意外と大変で、どこかで苦しくなってしまう。だから今は、「少しだけ整えた自分」でいることを意識しています。
完全に素の自分でもなく、かといって別人になるわけでもない。言い方や表情を少し柔らかくしたり、見せ方を整えたりするだけで、自分らしさはちゃんと残るし、それが一番自然に伝わる気がします。
お客様も、作られた完璧さより、ちょっとした素の部分や人間らしさに惹かれることが多いと感じています。だからこそ、無理に隠すより、自分の良さは少しずつ出していくほうが、長く続く関係につながるんだと思います。
ただ、その場の空気を大切にすることは忘れないようにしています。相手がどんな時間を求めているのかを感じながら、その中で自分らしさを出していく。そのバランスが取れてくると、接客もすごく楽になります。
自分らしさって、最初から決めるものじゃなくて、経験しながら少しずつ見つかっていくもの。無理に正解を作らなくても、そのときの自分に合った形で出していけば、それでいいのかなと思っています。