プロとして髪の手入れでとくに心がけているのは、「盛ること」よりも「清潔感とツヤ感を切らさないこと」です。正直、どんなに可愛くセットしても、髪が乾いていたりパサついていると一気に生活感が出てしまう。だから私は、派手さより“触れたくなる質感”を一番大事にしています。
まず基本は、毎日のケアをサボらないこと。高いトリートメントをたまに使うより、洗い流さないトリートメントを毎日ちゃんと使うとか、ドライヤーを雑にしないとか、そういう地味な積み重ねを優先しています。髪は一日で変わらないけど、サボるとすぐにバレる部分だなって思うから。
あとは、カラーや巻きすぎで無理をしないこと。トレンドや雰囲気に合わせるのは大事だけど、傷んでまでやるのは逆効果。自分の髪質や状態をちゃんと把握して、今できるベストを選ぶようにしています。プロとして「似合ってるか」より「きれいかどうか」を優先する感じ。
それから意外と大切なのが、触りすぎないこと。無意識に髪を触るクセがあると、ツヤも崩れるし清潔感も下がりやすい。動きは丁寧に、直すときも最低限にするよう意識しています。
髪って、顔よりも先に目に入ることも多いし、その人の印象をかなり左右する部分。だからこそ、手をかけすぎず、でも手を抜かない。プロとして、そのバランスだけは常に意識しています。