夜職をしていると、普通の仕事ではなかなか経験しないような“失うもの”と“得られるもの”の両方を強く感じる瞬間があります。どっちが良い悪いじゃなくて、そのバランスの中で自分がどう成長していくかが大事だったりします。
まず失ったものとしてよく感じやすいのは「時間の感覚」。昼夜逆転の生活になることで、友達と予定が合わなくなったり、家族との時間が減ったり、世間一般の生活リズムから少し離れてしまうことがあります。それによって、ふとした時に孤独を感じたり、「普通の生活ってどんなだっけ」と思う瞬間も出てきます。
それと「純粋な人間関係の見分けにくさ」。お客様との関係は仕事としての一面もあるので、どこまでが本音でどこからが営業なのか、自分でも分からなくなることがあります。相手の言葉をそのまま信じていいのか悩んだり、人を疑いやすくなってしまう部分も正直出てきます。
あとは「メンタルの消耗」。常に気を使い、空気を読み、どんな相手にも合わせる仕事なので、自分の感情を後回しにすることが増えます。その積み重ねで、気づかないうちに疲れが溜まっていたり、「本当の自分ってどれだっけ」と分からなくなることもあります。
でもその一方で、得られるものはかなり大きいです。
まず「人を見る力」。短い時間で相手の性格や気分を察知して、どう接すればいいか判断する力は、かなり鍛えられます。このスキルはどの仕事でも使えるし、人間関係でもかなり役に立ちます。
次に「コミュニケーション能力」。初対面の人とも自然に会話ができるようになったり、相手に合わせた話し方ができるようになったりと、“人と関わる力”が圧倒的に上がります。
そして「自分の魅せ方」。見た目の磨き方だけじゃなくて、仕草、話し方、空気の作り方など、“どうすれば魅力的に見えるか”を実践で学べるのはかなり大きいです。これは自信にも繋がります。