お客様の持ち物を褒めるときに意識しているのは、ただ「すごいですね」「かっこいいですね」と伝えるだけではなく、“ちゃんと見ていること”と“その人に興味を持っていること”が伝わるようにすることです。褒め方ひとつで会話の広がり方も、相手の気分も大きく変わってきます。
まず大切にしているのは、「具体的に褒めること」です。例えば時計ひとつでも「おしゃれですね」だけではなく、「そのデザイン珍しいですね」「シンプルなのにすごく上品で似合ってます」といったように、一歩踏み込んだ言葉を添えることで、本当に見てくれているんだなと感じてもらいやすくなります。表面的ではない褒め方が、特別感につながります。
次に意識しているのは、「その人に似合っていることを伝えること」です。ただ物を褒めるだけでなく、「その時計〇〇さんの雰囲気に合ってますね」と、その人自身と結びつけることで、一気に印象が良くなります。物ではなく“人”を見ているという伝わり方になるのがポイントです。
また、「質問をセットにすること」も大切にしています。「どこで買ったんですか?」「お気に入りなんですか?」と自然に聞くことで、相手も話しやすくなり、会話が広がります。褒めるだけで終わらせず、その後のコミュニケーションにつなげることで、より印象に残りやすくなります。
さらに、「タイミング」も意識しています。席についてすぐに気づいて褒めることで、「ちゃんと見てくれている」と感じてもらえますし、会話のきっかけにもなります。逆に遅すぎるとわざとらしくなってしまうこともあるので、自然に目に入った瞬間に伝えるのが理想です。